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同じ星座だけど全く違うキャラクターになる実例 2

続いて、同じ2017年11月生まれの別の人を見てみましょう。12星座占いでは2人とも同じ「蠍座」ですが、どのぐらい違いあるのでしょうか?

<② 2017年11月9日 10:30>
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(1)  太陽のドデカテモリーと定位

太陽は「蠍座16.50度」にあり属するドデカテモリーは牡牛座です。
のんびりマイペースで、物質的な豊かさを求め、頑固な性格です。
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太陽は「公的職業」を意味する第10ハウスにあり、第10室の定位は「山羊座です。

(2)  ASC と 上昇星・統治星

アセンダントを見ると「山羊座」になっています。

太陽のドデカテモリー「牡牛座」、太陽ハウスの定位「山羊座」、ASCサイン「山羊座」という風に、地象サイン(地のエレメント)が強調されています。
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この人は、かなり頑固な気質で、現実主義者であり、実利や実益を求めるタイプの人です。堅実でコツコツと努力を惜しまない人です。

おとなしそうに見えて、実はかなりの野心家であり、地位や権力を求める気持ちが強い曲者です。

ASCが「山羊座」の人は、見た目は老けて見える人が多く、どちらかと言うと痩せ型で、真面目で冷静で大人しく古風な印象を与えます。

ただ、このチャートでは、ASCの近く第1ハウスに「冥王星が入っています。

ASC付近にある天体は「ライジング・プラネット」と言い、先天的な個性や性格に強く影響を与えます。いわば年をとっても「変わりにくい性格」となります。

「冥王星」が第1室にあるこの人は、強烈な個性やカリスマ性を秘めている人で、極端な言動をしやすい人です。世間一般の平均とは大きく異なった常軌を逸したような考え方や極端な行動に走りやすいタイプです。

この冥王星は、第10室にある太陽とかなりタイトな強い60度(セクスタイル)を形成していて、企業や組織の中で、自分の覇権や地位を獲得するためには、手段を選ばずに突き進んでいき、暗躍しながら最終的には権力者にのし上がっていくことを暗示しています。

しかし、ASC山羊座のルーラーであり統治星である「土星」は 第12ハウス(妨害・陰謀・囚獄)の位置にあり、最終目標に到達するまでの下積み時代が非常に長く、不遇な環境に置かれることが多いことが読み取れます。

しかし、ASC山羊座、第1ハウス冥王星のこの人は、異常なまでの執念と折れない強い意志を持っているので、不屈の闘志で長い間コツコツと努力を続けて、最終的には権力を奪取してのし上がっていくことでしょう。

冥王星が強力なチャートは政治家などによく見られるもので、イギリスの鉄の女サッチャー元首相もたしか第1室に冥王星だったかと思います。

ここまでの解釈だけでも、「実利と出世の鬼」のようなパーソナリティを読み取ることができます。

先ほどの蠍座Aさんは、家族思いで情緒的で共感性が高く、実家の温泉旅館や酒屋なんかの家業を継いで、故郷で愛嬌よく商売をしているようなホンワカとしたキャラクターでしたが、こちらの蠍座Bさんは、権力闘争の権化のような人物で、まったくキャラクターが異なります。

要するに、太陽星座だけを抜き出して「蠍座」ですと言ってみたところで、それだけでは何の鑑定にもならないということがよく分かるでしょう。

(3) 天体が多く集中している星座とハウス

太陽、木星、金星がおなじ「蠍座」にあります。蠍座特有のネチっこさ、しつこさ、こだわりの強さが出やすいでしょう。
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3個以上の天体が集中しているオーバーロードのハウスは特にありませんが、

金星は「蠍座1.58度」で 第10ハウスのカスプ(起点)「蠍座2.47度」の直前にありますから、実質的には第10ハウスに入れてしまっても構いません。

とすれば、第10室に3天体となり、第10室(仕事・地位)に大きな関心と集中が生まれます。

幸運をもたらす「木星」も第10室に入っていることから、この人は、大企業や官庁なんかに縁が強く、権力との太いパイプを握りやすい人です。

(4) 座相が多い天体

水星や火星にはメジャーなアスペクトがなく、オーブを拡大してみると「太陽」にたくさんのアスペクトが集中しています。
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太陽 冥王星 60度 セクスタイル
太陽 海王星 120度 トライン(オーブ 5.3度)
太陽 月 120度 トライン (オーブ 7度で緩めの作用)

太陽には、公権力、社会的地位、大きな組織、という意味があり、この人は、組織を離れた自営業などは考えられない人です。生きるも死ぬも、組織や会社と運命を共にする人です。

太陽、月、海王星の3つの天体で、正三角形を描く「グランド・トライン」になっていて、属するエレメントは「地」(山羊座・乙女座・牡牛座)なので、緻密な現実処理や実務に長けている才能があります。実務家(経理や財務)や経営者に向いているでしょう。

(5) チャート全体の天体分布

天体の分布を見ると、この人は昼に近い生まれなので、ほとんどの天体が地平線よりも上側に昇っています。

これは「外向性」が強く、社会に積極的に出て行って活躍する傾向性を示しています。

(6) 結婚には難がある配置

その他のことを見てみると、

結婚を示す「第7ハウス」には、「妻」の表示天体(シグニフィケーター)である「月」がありますが、変化や革新をもたらす「天王星」からの90度スクエアの打撃を受けています。

これは典型的な「離婚の相」で、妻とは離別しやすく変わりやすい不安定な結婚生活になることを暗示しています。権力志向が強く仕事と出世だけが生き甲斐であるこの旦那に、奥さんはきっと愛想を尽かしてしまうのではないでしょうか。

先ほどの蠍座Aさんは、故郷から離れがたく実家を大切にするタイプでしたが、このBさんはどうでしょうか?

第4室のカスプ(IC=地底)の近くには、変化をもたらす「天王星」があります。

住んでいる場所や所在地が変わりやすい人で、故郷や実家に対する思い入れは薄いでしょう。

太陽や木星は「父親」を示す場合があり、この人は親のコネによって第10室の大企業や官庁に縁ができる人なのかもしれません。


さて、AさんとBさん、2人は同じ「蠍座」で2017年11月に生まれているにも関わらず、そのキャラクターや運命傾向はまったく異なります

というわけで、ちまたの「12星座占い」と本格的な「西洋占星術」はまったく違うモノだ、ということを実演してみました。

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by astro_suimei | 2017-11-23 12:54 | 西洋占星術 | Comments(0)

同じ星座だけど違うキャラクターになる実例 1

おなじ2017年11月生まれの2人の「蠍座」さんをサンプルにして、「12星座占い」ではなくて「本格的な西洋占星術」で鑑定した場合に、

おなじ「蠍座」にも関わらず、どのぐらいキャラクターや運勢傾向に違いが出るのか?を実演してみましょう。

これを見れば、ちまたの「12星座占い」がいかにアテにならない気休めにすぎないかがよく分かると思います。

ちなみに、占星学で用いる記号を↓で補足しておきます。(占星術の基本理論については「よく纏まっているサイト」 ←があるので参照してください)
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ASC(アセンダント)「自分」を示す「第1ハウス」の起点「上昇宮」と呼ばれます。持って生まれた風貌や個性の表し方が出やすいポイント。

出生時の東の地平線から今まさに昇ってこようとしている星座です。この付近にある天体は「ライジング・プラネット」(上昇天体)といい、体質・性格・風貌に大きく影響します。

MC(ミッドヘブン)「仕事」を示す「第10ハウス」の起点「天頂」と呼ばれます。その出生時における天の最も高い地点で、人生における目標や到達したいゴールを示します。

この付近にある天体は「エレベーション」と言ってチャート全体への影響力が大きくなる、と考えます。

IC(イムム・コエリ)「家庭・故郷」を示す「第4ハウス」の起点「地底」と呼ばれます。第4室は、故郷の実家、先祖や伝統、晩年の生活を管轄する宮です。
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<① 2017年 11月16日 21:30>
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(1)  太陽のドデカテモリーと定位

太陽は「蠍座24.20度」にあり、属するドデカテモリーは「蟹座」ですから、「蠍座」という殻をまとっているけれど、本質・中身は蟹座」の性質が強い人です。
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また、太陽は「第4ハウス」(家庭・伝統)にあり、第4ハウスは「蟹座」の定位であり、ここでも「蟹座」が強調されています。

「蟹座」は人見知りで警戒心が強くよそ者(他人)は排除しがちですが、身内や気を許した友人に対しては驚くほどに情愛深くなり保護・育成しようとする母性的性質を持っています。

「蠍」も「蟹」も同じ水のエレメント」に属する星座で、客観的に理屈を分析したりするタイプではなく、感情(情緒)に従って判断・行動するタイプの人だといえます。
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太陽が「第4室」にあることから、この人は「実家」「家族」「故郷」との絆や縁が非常に強いことが分かります。おそらく長男であって、家督を継いだり、家業を継いだりしやすい運命を持つ人です。故郷から離れがたいのではないでしょうか。「家族を守ろうという防衛本能」「家柄や伝統を誇るプライド」が強い人です。

(2)  ASC と 統治星

アセンダントは「獅子座」で、堂々とした立派な印象、威厳を感じさせる存在感があって、言動がとても目立ちやすく注目されやすい人です。

本人の行動パターンも「私をもっと見て」「私ってこんなことができるのよ」という自己顕示欲を満たそうとして、自己アピールをしたがる傾向が出てきます。

外見・体格としては、背が高く、肩幅が広く、姿勢が良く立派で堂々としており、眼光鋭く、威圧感や存在感があり目立ちやすいキャラです。

ASCの「支配星」(ルーラー)はチャート全体の「統治星」と呼ばれ、ライフワークや人生上の一大テーマを表示します。

獅子座のルーラーは「太陽」で「第4室」にあり、この方のライフワークは「実家」「故郷」「家庭」「家業」をいかにして守って繁盛させていくか?立派で誇り高い家柄をどうやって形成するか、という点にあります。

この人は、家業を繁栄させたり、実家を守っていくことに情熱を燃やし、家柄や家業の素晴らしさを世間にアピールしていきたいと願う人で、それを生き甲斐としていくタイプです。

(3) 天体が多く集中している星座

3つ以上の天体が集まっている星座やハウスは、非常に関心が強い領域、無視できない傾向性となります。

太陽、月、金星、木星の4つの天体が、すべて同じ「蠍座」にあって集中しています。

蠍座は、執拗に1つのことだけに異常なまでに集中して拘り、ネチネチと探求・追求していく気質 を与えます。

(4) 天体が多く集中している宮

第4ハウス内に、太陽、月、金星、木星の4つの天体が集中していることから、第4ハウス(実家・伝統)に対する思い入れがハンパじゃないことが伺えます。

しかも、金星や木星という吉星、太陽と月という重要なライツ(恒星)が多いことから、おそらくこの人にとって実家や故郷はとても居心地が良い環境で、そこにいる自分こそが「しっくりくる自分」であるわけで、父母とも縁が深く、財産や不動産の相続も大きいでしょう。

(5) 座相が多い天体

西洋占星術において吉凶を決定付けるのが「アスペクト」(座相)です。

アスペクト(座相)とは、ホロスコープ上の天体同士の角度のこと。調和座相(120度/60度)、不調和座相(90度/180度/150度)があります。

このチャートのように、水星が「射手座14度」、火星が「天秤座15度」にあれば、2つの天体はほぼ「60度」の角度になっているため「セクスタイル」というアスペクトを形成します。

「水星」は思考のしかた、表現のしかたを管轄する天体であるので、そこに短気で激情的な「火星」が絡んでくることで、気質がやや短気でせっかちになりますが、セクスタイルは調和座相なので火星からの良い影響が出やすくなり、集中力の高さ、技術的スキルの高さ、としてプラスに作用します。水星が火星と調和座相を持っている人は技術職やエンジニアに向くタイプが多く見られます。

(もし水星と火星が90度=スクエアだったら・・・不調和座相となり、火星の悪影響により、イライラしやすく怒りっぽく攻撃的で批判的で、精神的に落ち着きがなく、集中力に欠けやすいヒステリー気質となります)

さてさて、出生図の10個の天体が持っているアスペクトを全部調べて、どの天体にアスペクトが多いか?を見れば、その人の能力・関心について結論を得ることができます。
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ちなみに、チャート上ではきっちり120度や90度でなくても、プラスマイナス5~6度の誤差の範囲内であればアスペクトが成立しているとみなします。

この許容される誤差範囲を「オーブ」と言い、太陽や月といった重要なライツに対するオーブだけは約8~10度と広めに設定しますが、一般的にはおよそ5度内をオーブ
として考えればよいと思います。(上の無料作成サイトはどうやらオーブ5度で作成しているようです)

この誤差(オーブ)が小さくタイトな(きっちりした)度数で成立しているアスペクトの方が作用が強くなります

64.8度でギリギリ成立しているセクスタイルよりも、60.6度とかでキッチリ成立しているセクスタイルの方が影響力・作用が強くなります。

木星よりも遠い天体(土星、海王星、天王星、冥王星)は動きが極端に遅く、何年間もずっと同じ場所に留まる=同世代の人に共通=個人差にならないため、これらの天体同士のオーブはより厳密に3度未満に狭く制限します。たとえば、土星と海王星の間でのアスペクトがあったとしても、個人的な意味合いは少なく、世代に共通する性質として解釈していきます。

アスペクト表で重要になってくるのは、公的地位や生命力と自我をあらわす「太陽」、感情や日常生活を形成する「月」思考力や仕事を司る「水星」愛情を管轄する「金星」情熱や積極性を司る「火星」に対するアスペクトです。

この5つの天体(太陽~火星)は動きが早く、数日も経てば度数が大きく変わってくるため、個人差を示しやすい天体=「パーソナル・プラネッツ」と呼ばれます。

この5つの天体の持っているアスペクトを調べて、どの天体に座相が集中しているのか? どの天体が有利な調和座相を多く持っているのか?を見ていくことで、その人の秀でている能力や適性が判明します。

水星にアスペクトが多い人は、理知的で情報処理能力が高く、頭の回転が速い人で、頭脳労働に適性が高い人です。

金星にアスペクトが多い人は、社交的で愛嬌があり、感性(センス)やフィーリングを生かす芸術職やビジネス(販売・接客)に適性が高い人です。

火星にアスペクトが集中している人は、考えるよりも先に体が動くタイプで、肉体労働型(警察軍人・アスリートを含む)もしくは技術・エンジニア向きになります。

太陽のアスペクトは、公的社会や組織における振る舞い方組織に居すわるか弾かれるか、や、自己表現の癖を示します。太陽に調和座相が多い人は、大きな組織や公的機関に縁があり大企業向きです。

月のアスペクトが多い人は、幼少期に母親からの影響が強かった人で、女性を相手にした職業、生活感の強い産業(日用品メーカー)などに親和性が高い人です。
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このチャートでは

・水星が 火星との60度、海王星との90度(スクエア)
金星が 木星と0度(コンジャクション)海王星と120度(トライン)
・火星が 冥王星と90度(スクエア)
・太陽が 天王星と150度(インコンジャクト)

となっています。
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太陽に対する座相が少なく、大きな会社組織にはあまり縁が無く自営業やフリーランス向きです。

社交性や商売を司る金星に対する木星や海王星からの調和座相があり有力ですから、これを主軸にして適職を考えていけばよいでしょう。

金星も木星も第4ハウスにあり、遺産や先祖を意味する「第8ハウス」にある海王星(液体や流体の支配者)から120度(トライン)を受けているので、なにか先祖代々やっている家業があるのだろうと想像します。

金星、木星、月、太陽がことごとく同じ「蠍座」であり、海王星は「魚座」にあり、水象(水のエレメント)が強調されています。

実家は昔から、漁業、水産加工、温泉旅館、酒造なんかの商売をやっている可能性があります。

(6) チャート全体の天体分布

この人は夜生まれで、10個のうち8個の天体が下半分(地平線より下側)に沈んでいます。

どちらかと言えば、内向的な人で、自分の関心領域や「家庭・身内・故郷」以外の領域にはあまり出て行こうとしない人です。

(7) 天体の「4要素/3区分」の比率

10個の天体がどのようなサイン(星座)にあるか? その「4要素」「3区分」の偏り(比率)を見てみると
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過半数の5個の天体が「水象サイン」(水のエレメント)にあり、情緒的、感情型、共感性が高い気質であることがわかります。

その反面、土や風のサインが極端に少なく、現実性や客観性に乏しく、実務や事務処理にはまったく向かないことが分かります。

以上のようにして、この出生図から、この人がどのようなキャラクターであって、どんな才能や関心を持っていて、何に適性が高いのか、家庭環境はどうか、社会生活はどうなりやすいか?といったプロファイリングをすることができました。

このように、出生時刻が判明しているホロスコープからは、非常に具体的かつ細かな象意を読み取ることが可能なのです。

さらに、仕事運に関しては第10室や第6室との関係を、財運については第2室・第5室・第8室を、結婚運については第7室・第5室を、というふうに個別のテーマごとに管轄する領域や指示天体(シグニフィケイター)を拾って解釈していきます。

これが「西洋占星術」の鑑定の仕方です。どうでしょうか?ちまたの「12星座占い」とは全く別物であることが分かるでしょう。

<②へつづく>

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by astro_suimei | 2017-11-22 23:42 | 西洋占星術 | Comments(0)

「星座占い」はなぜ当たらないのか?

四柱推命のだいたいの全体像を説明し終わったので、今度は西洋占星術(ホロスコープ)について書いてみます。

自分のホロスコープを作成したい人は↓のサイトを使ってみましょう。(出生時刻が不明だと、月の位置が不確定、ハウス分割が不確定になります)


誕生月で「牡羊座」とか「乙女座」とか言ってる「星座占い」がありますが、「星座占い」と「西洋占星術」は全然違うシロモノです。

詳しく言うと、ホロスコープ(出生図)のごくごく1部分(要素)だけを切り取ったエセ占いが「12星座占い」です。

「双子座」とか「乙女座」とか言っているのは、出生図において「太陽」が入っているサイン(星座)のことです。
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上の出生図(2017年11月16日21:30)を例に挙げると、太陽は「蠍座の24度20分」にあるので、ちまたの星座占いでは「蠍座」と分類されます。

しかし、実際の占星術の解読(実占)では、太陽が入っているサイン(星座)にはそんなに大きな意味はありません。ホロスコープ(出生図)全体でいうと、50分の1、100分の1ぐらいの微細な要素(パーツ)にすぎません。

なので「太陽の星座」だけでその人の「性格」や「運勢」が判断できるか?と言われても「無理」があります。

たぶん、誕生月占いが簡便で分かりやすくて「女性雑誌のコーナー」で扱いやすいから「星座占い」だけが急速に広まったのでしょうが、実際には当たらないし使えないシロモノ(気休めの娯楽)にすぎません。

実際のホロスコープ解読で、性格、適性、運命を読むために重要なのは、

・第1ハウスの星座(アセンダント=上昇宮)
第1ハウスの支配星(=統治星)がどのハウスに存在しているか?

・アセンダント付近にどんな惑星があるか?(ライジング・プラネット)

・どのハウス(宮)に惑星が集中しているか?
・どのサイン(星座)に惑星が集中しているか?

・惑星がどのように分布しているか?

アスペクト(座相)が多い惑星はどれか?

・太陽が属する「ドデカテモリー」が何か?

・10個の惑星の「4区分」「3区分」の比率がどうなっているか?

第10ハウスの星座(MC/メディウムコエリ=天頂)が何か?

といった要素を重視して解読していきます。

10/24~11/22の1ヶ月間に生まれた人は、全員が「蠍座」になるわけでその全員が「蠍座」で一括できる性格になるか?というと、実際にはそうなりません。

実占例を見ていて、その人の性格をよく示しているのは「太陽の星座」ではなく「太陽のドデカテモリー」の方です。
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ドデカテモリーとは1つの星座(30度)を12分割して12星座を割り当てる考え方で、同じ「蠍座」であっても、蠍座3度の人と蠍座20度の人では属するドデカテモリーがまったく違います。
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蠍座3度のドデカテモリーは「射手座」、蠍座20度のドデカテモリーは「蟹座」となり、その人の本質や性格はまったく違うことが分かるのです。



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by astro_suimei | 2017-11-22 21:12 | 西洋占星術 | Comments(0)

干合論

干合とは、特定の2つの干が並び合うと「結び付いて癒着してしまう作用」が働くことを言います。
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必ず「陽干」と「陽干に剋される陰干」という組合せになっています。

甲と己、丙と辛、戊と癸、庚と乙、壬と丁 の5種類です。

干合の作用には、
「相手を潰したり除去する」
「縛り付けて痛めつけられる」
「引っ張り合う/奪い合う」
「手玉にとって相手を振り回す」
「まったく別の五行に変わる」

という風に 何通りかのパターンがあります。

どれになるかは、2つの十干の「力量関係」と「日干が関わるかどうか」によって変わってきます。

ちなみに、このブログのアクセス解析で「検索ワード」を調べてみると「干合 相性」「妬合 不倫」といったものがチラホラ出てきます。

「干合」という作用がいかに正しく理解されていないか、ということを示しています。

「干合」だけで安易に男女の相性判断を行ったり「壬丁の干合」があれば必ず色情問題を起すだとか、「妬合」を見ればいつでも「不倫関係」だと言ったりしているのは「イカサマ四柱推命」の典型です。


(1)「月干」を合去してしまう干合

大運や後天運において、月干と干合する十干がやって来る場合がこの判断になります。

酉申

上の命式例は、酉月生まれ官殺大過する身弱の命式ですが、社会運の月干に「癸水」の印星用神があって、庚金の剋から日干を守っています。

しかし、ここに例えば大運で「戊戌」がやって来ると、戊-癸で「干合」が発生します。

この場合、大運天干の戊土によって、月干の癸水が潰されて機能しなくなる=合去される、と判断します。
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干合によって合去されること自体にはもともと吉凶はありません。合去される干が「用神」であれば凶となり、「悪神」であれば吉となります。

上の例では、庚金の剋から日干甲を守っていた命綱のような癸水が潰れてしまい、しかも大運「戊戌」の後半には酉申戌で西方合が完成してさらに官殺が旺じることになりますから、最悪ノイローゼにすらなりかねない危険な時期と見て、早めに対策を講じて備えておかなくてはいけません。


例えば、上のような命式では、壬水が最も嫌う己土(水を汚染する泥土)が月干にあります。

ここに大運で「甲寅」なんかが来ると、甲-己で干合して合去してくれます。これは悪神が去るので吉となります。
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命式の月干(社会運)に対して、後天運からの干合(合去)が発生する際には、職業や勤め先が変わったり、身分や肩書きが変わったり、という大きな社会的変化を伴う事象がおきやすく、

それが吉なのか、凶なのかの判断は、月干の良し悪しと、大運の結果を総括する「支の働き(吉凶)」によって行います。

上の場合は、甲-己で合去する事象が、大運「甲寅」の前半5年間に発生します。

これが最初に発生してくる「始まり(接近=入り口)の事象」で、なんとなく転職してみたくなって会社を変わったり、自分の技術を頼りに起業独立してみたくなったり、という心理的変化が起きてきます。

問題は転職や独立して良くなるのかどうか?という点なのですが、入り口で始まった事象の帰結大運の支によって結果が左右されます

この場合、大運支の「寅」が吉か凶かを問わなければなりません。

この命式は、壬日酉月の身旺に近い命式で、甲木の食傷を用神としますから寅は用神(吉)です。よって、この期間の転職や独立はより良い結果を残す可能性の方が高いと判断してよいのです。


(2)一方的に剋される干合 ~ 官殺 ⇒ 日干

子亥

例えば、上の丁日子月のサンプル命式では、月干の壬水日干の丁火が干合しています。
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子月は官殺の水が旺じて極まる官殺大過の月であり、亥子丑の北方合

しかも月支子に通根する最強レベルの「壬水の官殺」が月干にあって日干と干合してくるわけですから、もともと大変な命式であるということになります。

このように、隣り合う日干と月干、もしくは、日干と時干で「干合」が発生する場合、命式の主催者である「日干」が合去されてしまうということは発生しません。

このサンプル命式のように、日干が陰干(乙丁己辛癸)で、隣接している月干や時干が「陽干の官殺」(庚壬甲丙戊)の場合は、

一方的に強烈な剋を受ける作用、剋に縛られる作用と見ます。

この場合は、日干(陰干)< 官殺(陽干)という力量差が大きく、官殺が一方的に強い主導権を持ちます。

上の命式の場合は、官殺大過の命式ですから、男性の場合は仕事上の心労が大きく職業生活が不安定になりやすく、

女性の場合色情型命式といって厄介な男性問題を常に起しやすい傾向となります。女命にとっては「官殺」が男性を示す星だからです。

詳しくは こちら ⇒ 女性の恋愛運について

干合の癒着作用のゆえに「逃れがたく縛られる」現象が起きます。

厄介な男性(官殺)にいいように振り回されるが、本人自身も依存心が強くて縁を切り難いような現象が起きやすいです。

官殺大過の女性は、極端な男性恐怖症・男性不信で結婚できないケース(日干無根で至弱)であるか、あるいは、男性を恐れず自分から男性を求めて依存していこうとするケース(日干通根して力量がある)になるか、日干の力量強弱によって事象が分かれてきます

女性で水星大過する場合は、水商売との縁が強く、女を売りにしてホステスなど風俗で働くケースが多々見られます。

この命式の場合だと、仮に水商売で稼いだとしても、男性(官殺)に全部貢いでしまって借金ばかりが増えていくような構造になっています。

また、日干が干合されている場合、癒着されて絡み合っている状態にあり、判断力や決断力が鈍る作用が出やすく、優柔不断すぎる、誤った判断をしがち、といった傾向があり、人間的にはぬぼーボケ~っとした感じの天然の人が多いです。


(3)一方的に剋する干合 ~ 日干 ⇒ 財星

子亥

今度はさっきと逆で、日干が陽干(甲丙戊庚壬)で、月干や時干に陰干(己辛癸乙丁)の「財星」があって干合しているパターンです。

こちらは、日干(陽干)>財星(陰干)という力量の違いがあるため、自分が相手の財星を絡め取って思うように振り回そう、なんとか財星を手に入れたいと強い関心と欲望を生じさせる働きをします。

女性にとっては「財星」は単なるお金関係の星ですが、

男性にとっては「財」(お金問題)だけでなく「女性」の星ですから、厄介な女性問題を生じやすい色情型の命式となります。

上のサンプル命式では、壬日亥月月令を得ている上に、亥子の北方合があり身旺の度合いが大きい命式です。

しかし、干合している財星の丁火は通根する巳午未なく力量は最弱です。消えそうな蜃気楼や陽炎のような実態がない弱火です。

この命式では、日干は身旺であり、寒冷な命式であり、この財星の丁火が欲しくて欲しくてしょうがありません。

男女問わず「お金」に対する執着が強く、財を手に入れたいという欲が強くがめつい傾向が出て来ます。

しかし、財星である丁火は無根で弱くすぐに消えてしまう蜃気楼のような実態(力量)のない存在ですから、身旺の日干は財星を追いかけて手に入れようとしますが、かえって財星を潰して失いやすい現象を生じます。逃げ水や蜃気楼のように追いかけても追いかけても雲を掴むようなものです。

お金が欲しくて欲しくて楽して稼ごうとするのですが、入るお金以上に失う(出て行く)お金のほうが多いか、財を手に入れたと思った途端にごっそり失われるような財運をしています。

男性の場合は色情型の命式となり女好きの女狂いで、壬丁丁2つの丁火と「妬合」していますから、1人の女性だけでは満足できない人で、常に遊びの愛人があちこちに絶えないタイプとなります。

しかも、壬水は弱い丁火を消し潰してしまう力量の差があり、配偶縁を示す日支にも忌神の子水が入っていますから、女性を自分の欲望と利益のために振り回して剋害する性質が強く、さらには結婚詐欺、ストーカー、家庭内暴力に走らないように十分注意を要します。

ちなみに、「壬丁の干合」は別名「隠匿の合」と呼ばれ、ややこしい厄介で複雑な色情関係を引き起こすと言われていますが、全部がそうではありません。

例えば、女命の日干「壬水」にとって「丁火」は財星であり、単なるお金の星であり、色情(男女)の意味はありませんし、

男命の日干「丁火」にとって「壬水」は官殺であり、単に仕事問題を暗示する星でしかなく、色情の意味はありません。

・日干が何であり、男性なのか女性なのか
・干合する相手の十干が何であるか?
・その通変は「財」なのか「官殺」なのか?

ということをよくよく精査しないまま、「壬丁の干合」だけ見てすぐに「色情問題」と言うのは「ど素人の四柱推命」です。

さて、陽干の日干と陰干の財星、陰干の日干と陽干の官殺、など「日干が関わる干合」の場合は、一方的に剋され縛られるか、一方的に相手を剋して振り回そうとするか、いずれかになりやすい傾向があります。

それが本当に「色情問題」を意味する干合であるのかどうかについては、きちんと場合分けをして精査する視点を持たなければダメですね。

こういう「場合分け/分類思考」ができない人は、いつまで経っても四柱推命は上達しないようです。


(4)引っ張り化かし合い/丁々発止型

日干が関わる干合でも、圧倒的に片方だけが強いケースだけでなく、両者の力量が均衡しているか、陰陽の力量差が逆転してしまうケースもあります。

その場合は、シーソーゲームのように両者が引っ張り合う睨み合い、化かし合いが生じてきます。

つまり、本来は相手に振り回されて剋害を受けるところが、日干が身旺で強すぎて「陽干の官殺」の力量が相対的に弱くなって、日干が反発して丁々発止の争い・綱引きを繰り広げたり、

日干が身弱で、相対的に「陰干の財星」の方が強いために、相手を騙して利益を得られると踏んだ財星(カモと思い近寄った女性)に、実際は逆に振り回されて身ぐるみ剥がれたり、というシーソーゲームが起こってきます。

これも、日干と財星/官殺との力量関係によって様々な変化型があり、後天運(大運)による力量変化に応じて綱引きの勝敗は刻々と変化します。


(5)別の五行に変化して化ける干合

5種類の干合は、命式や大運において特定の条件が揃っている場合に限って、まったく違う五行に変化してしまうことがあります。

甲己は、地支に巳午未(や戌辰)が多く、天干に戊己が多ければ、甲は戊土に変化します。
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丙辛は、地支に亥子丑が多く、天干に壬癸が多ければ、丙は壬に、辛は癸に変化します。
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戊癸は、地支に巳午未が多く、天干に丙丁が多ければ、戊は丙に、癸は丁に変化します。
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庚乙は、地支に申酉が多く、天干に庚辛が多ければ、乙は辛に変化します。
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壬丁は、地支に寅卯が多く、天干に甲乙が多ければ、壬は甲に、丁は乙に変化します。
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午巳午

きわめて稀ですが「化格」という特殊格局が成立する場合があり、日干はまったく違う五行に変わってしまいます。

上のサンプル命式だと、日干の癸水は無根で極身弱地支に午巳が並び、天干に丙火が並び、旺火の極みにありますから、戊癸の干合は「化火」してしまい、癸は丁に、戊は丙に姿を変えます。

こういう命式を「化格」(化火格)と言いますが、滅多に成立することが無く天然記念物級に珍しい命式です。



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by astro_suimei | 2017-11-09 00:35 | 十干論 | Comments(0)

開運には努力が必要 -用神論-

命式を傾けているものを「忌神」(いむがみ)とか「悪神」(あくしん)と言い、その方向に無意識に流されることによって運命上の落とし穴に陥ります。

その事象の入り口は「通変」などによって推測することができ、どのような誘惑やキッカケを持って悪神が発動するのかを予測することが大切です。

「悪神」の作用の仕方を正しく把握することが、改善策(用神論)を考える上でも重要です。

命式における最たる悪神は、たいていの場合、他の地支の3~4倍の力量で命式全体を傾ける作用をする「月支」の旺気です。

夏月(巳午未)ならば旺気の「火」や「土」が最たる悪神になりやすく
秋(申酉)ならば「金」
冬(亥子丑)ならば「水」
春(寅卯)ならば「木」
悪神になって命式全体を傾ける作用を起すのです。

ということは、春(寅卯)夏(巳午未)秋(申酉)冬(亥子丑)四季月ごとにどのような現象が生じやすいか?
「月支の悪神」が中心となってどのような崩落作用を起しやすいのか?

をよくよく理解していくことが、悪神論・用神論を学ぶ上での最短ルートであると言うことができます。

日干が10種あって、四季月(春夏秋冬)毎に事象分類できるということは、十干×四季月=40通りの組合せに大まかな分類が可能である、ということです。

日干甲木で 月支が夏(巳午未)
日干己土で 月支が春(寅卯)
日干壬水で 月支が秋(申酉)

といったように、日干×月支(春夏秋冬)によって命式の分類(起しやすい事象の類型化)が可能であるということです。

辰月と戌月は特定の方向性を持たない「雑気の代表格」であって四季月とは「別枠」と見なすしかありません。雑気の月は、命式内にどんな星が多いのか、大運にどんな星が多いのか、によって起こりうる現象が千差万別であり、分類も容易ではありませんから、臨機応変に命式ごとの特徴を捉えて判断するしかありません。「戌月」に関しては土が重くなりやすいという特徴はあります)

悪神の作用の仕方が分かれば、それに対する改善方法も類推しやすい。

悪神の理解と用神の理解は「コインの裏表」のような関係にあるのです。

偏った命式のバランスを整えて均衡に戻し、日干が本来の役割を発揮できるように整える要素(十干)を「用神」(ようじん)と言います。

悪神の無意識の働きや傾向性に気をつけて自制を促しながら、用神の方向性で努力することによって、その人の思考回路や人間性にまで変化を生じさせて、運命の落とし穴を回避させ、日干の性質が世の中に喜ばれる姿に変えていくことが改善開運の本質です。

用神は、五行のバランスを取ることだけが働きなのではなく、その本質は、置かれた条件(命式)の中で、日干が最適な働きをすることができるように整えて調整することに主眼があります。

ちまたの四柱推命の中にはバランス論の意味を取り違えて、命式に無い欠けている五行を補って「全部の五行」が揃ってグルグル回ることが開運だと思っている流派もありますが、そのような雑多なバランス論では開運にはなりません。

(たとえば、丙丁火、庚辛金、癸水の命式に戊己土は無いほうが良く、丁火の命式に壬癸水は禁忌です。乙木の命式に庚辛金は脅威となり、壬水の命式に己土が来れば最悪です)

用神を用いた開運論には、五行の象意、通変の象意など多様な視点からの応用が可能です。


(1)五行の視点

用神の五行のジャンルに関わることが、開運に大きく貢献するという考え方です。
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ただ、実際には人は命式に多い悪神の五行の方に関心があり魅力を感じるもので、そちらの扱いには慣れているものの、命式内に少ない用神の五行については関心が少なく、その扱い方がよく分からない場合が多いものです。

実際には、扱いが慣れているものに関する能力が伸びやすいわけで、この五行の分野をそのまま職業にしていくには少々無理がある場合もあったりします。

例えば、甲木が用神になる命式があり、命式内にはほとんど木星が存在していない場合は、用神を活用して「教育・福祉」などの方向で頑張りましょうね、といちおう開運アドバイスはできます。

しかし、もともと命式内に木星の要素が皆無であれば、そちらの方向性にそもそも今まで全くの無関心であり、接点自体が無かったわけですから、その分野についての「習熟」には大変な時間が掛かるということを知っておかなくてはなりません。

普通の人よりも、何倍も努力して、何倍も時間を掛けなければ、モノにならず定着しないことの方が多いのです。


(2)通変の視点

用神の通変の働きに注目して、その考え方や言動の仕方をマスターするように努力する方法です。

比劫:人生上の目標をはっきりさせ、継続して努力させる根気ややる気を持たせる。
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食傷:相手を思いやる優しさ、他人に奉仕する働き、コミュニケーション能力、技術を役に立てる
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財星:現実的な常識を大切にさせる。計画性を養う。世間のニーズを汲み取る感覚、相手に合わせる姿勢
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官星:自我・自己主張を抑えて、組織に貢献する。
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印星:学んで知識や技能を身につけさせる。人をうまく頼る。話をよく聞いて咀嚼する。
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用神活用の中心になるのは、このように本人の思考回路、行動パターン、人間性にダイレクトに矯正を掛ける方法です。


(3)他動的に五行を取り入れる開運法

甲木:森林浴、果樹園、自立性の観葉植物
丙火:日光浴、屋外の遊園地、温泉
丁火:焚き火、キャンドル、お香
戊土:登山、石工、石庭
庚金:機械いじり、鉄道・車・工場
壬水:海レジャー、水族館、川下り
癸水:水槽インテリア、スキースノボ

(乙・己・辛は 他の十干の用神にはならないので除外します)

方角的には、木=東、火=南、金=西、水=北、となっているので、海外旅行や留学で吉方位を選ぶとよいでしょう。

ラッキカラーはそれぞれ、緑(青)、赤、黄、白、黒です。

とは言え、こうした他動的に五行を取り入れる方法は、あくまでも補助的な開運法にすぎません。

運命の傾向性や癖は自分自身の内にある考え方や行動パターンそのものに原因があるわけですから、そちらを先に修正することが用神活用の本論となります。

一般に「開運」と言うと、おみくじ的、おまじない的な内容や、テレビ朝番組の「きょうの占い」で出てきるようなラッキーアイテムみたいなことばかりを「安易に考え」がちです。

しかし、そんな安易な「おまじない」ような方法で、人間が何十年も掛けて培ってきた命式の「歪み」と「傾向性」が一夜漬けで変わるはずもなく、単なる気休めでしかありません。

本当の「開運」のためには、本人自身が相当の覚悟と自覚をもって、人間性そのものが入れ替わり、思考回路や言動のしかたがすっかり変化するぐらいの努力(=自己変革)が必要である、ということです。

性格・人間性は「習慣づけ」によってある程度は変化しうるものであり、「徳性」はラテン語でハビトゥス(habitus)と言いますが、これは「習慣」を意味する語源から来ています。

一定の方向性で繰り返し同じ行動パターンや考え方で「刷り込み」を行うことで「習い性となる」と言いますが、人間性にも変化が生じて一定の「徳性」を形成することになるのでしょう。

古代ギリシャの哲学者アリストテレスは、著書『ニコマコス倫理学』の中で、偏った性質が「中庸」に至るためには、正反対の方向への「習慣づけ」が必要である、と論じています。(蛮勇で向こう見ずな者が、慎重で思慮深くなるにはどうすれば良いか?といったことを論じています)

いわゆる「継続こそ力なり」ということですね。

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by astro_suimei | 2017-11-07 13:31 | 用神論 | Comments(0)

癸水の性質

陰の水で雨や霧、静謐な泉(井戸)のような優しい淡水(飲料水)です。

十干の中では力量が弱く枯れやすい弱い水ですが、旺じれば豪雨に姿を変えることもあり、その力量変化にかなり幅があります。
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壬水と違って、物静かで大人しく臆病なほどに慎重な人です。

霞や霧のようにミステリアスで自分の内面を明かさない秘密主義者が多く、掴みどころが無い印象を与えます。

水=「智」ですから聡明で思慮深い人が多い。

壬ほどに気まぐれ気分屋ではなく、コツコツと地道に頑張る努力家です。
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飲料水は、綺麗な状態で人に飲まれることを喜ぶため、清い綺麗な水として潔癖に生きることを本質とします。

理想的な配合は、自身が亥子に通根して身中であり、水源の庚金があり、甲木の果樹を育てたり、飲料水となって生き物を成育させることです。

木の食傷と相性がいいことから、福祉・医療・教育などの分野で「慈しんで育む」働きに適性が高いタイプです。

春夏月の身弱で、水が枯れてしまう状態では、庚金の水源、亥子の通根を何よりも必要とします。

冬月になれば、寒気によって凍結して「氷雪」に変わるので、丙火の暖気で暖めなければ人々に喜ばれる飲料水にはなりません。

癸水が最も恐れるのは土の官殺で、戊土は干合して癸を吸収して潰してしまいやすく己土の泥は綺麗な水を汚してしまいます。


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by astro_suimei | 2017-11-07 11:46 | 十干論 | Comments(0)

壬水の性質

陽の水、流れて留まることがない大河や大海の水です。
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陽干の中でも太陽の丙火と並んで絶大なパワーを持つ干であり、後天運で巡ってくれば命式の風景を一変させるような変化を巻き起こす危険性をも孕んでいる星です。

水の性質は「智」であり、聡明な頭の回転が速い人が多く、特に壬水は負けず嫌いな勝負師・策謀家の一面があります。水は形がなく、方円の器に従うものですから、掴みどころがなく考え方も柔軟で臨機応変です。

どこへ流れていくか読めない予測不能性があり、本人自身も気まぐれで気分屋、その日の気分で左に行ったり右に行ったり、かと思えば、急に堰を切ったように怒涛の勢いで一気呵成に行動しようとする性急さがあります。

壬水は四季月によって、また日干強弱によって、その性状が大きく変わりやすく

秋冬月など、身旺であれば、水智の性質が出やすく善くも悪くも(悪)知恵が回る人物となるが、

春夏月など、水源が無く枯渇する身弱となれば、日干減力が著しく、水智の性質は失われ、流れが停滞してかえって思慮や知恵に乏しく、水量が乏しく底が浅いため、思考は短絡的になり、むしろ愚かにもなりうる。
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身旺の場合は、旺水を調整する甲木の森林丙火の太陽を喜ぶことが多いのですが、場合によっては稀に戊土の堤防が必要になることもあります。

壬水と丙火は「乙丁己辛癸」の陰干をまったく必要としないという特性があります。

春夏月に身弱で水が枯れる場合には、庚金の水源、源流となる通根(亥子)を必要とします。

<壬水の十干相互関係>

壬-壬(比劫):身弱の時には日干を強めるが、天干に壬が来るよりも、地支に亥子があって通根する方が断然に良い。天干の壬は一時的な援助や外的要素にすぎず、亥子への通根は本人自身の継続的努力や独立心を養うものであり、まったく働きが異なる。身旺の場合は凶作用となる。

壬-癸(比劫):陰干のため身弱の日干を補強する作用はまったく無く、たいして害にもならないが、このように陽日干に近貼して陰干比劫があれば、いかにも誠実そうに紳士ぶって表面ばかりを取り繕うようになり「二重人格」的な作用が発生しやすい。

壬-甲(食傷):秋冬生まれの身旺にとっては、旺水を調整して、火源になる一石二鳥の働きをする最たる用神となる。一方で、春夏月で身弱となれば、弱水を吸い上げて枯渇させる悪神の食傷となる。このように四季月と日干の強弱に応じて、用神にもなれば悪神にもなる。

壬-乙(食傷):陰干であって甲のような明確な作用を及ぼしえない。用神にもなりきらず、悪神にもなりきらず中途半端。おおむね秋冬月には吉となりやすく、春夏月には悪神として作用しやすい。

壬-丙(財星):剋されても消失しにくい丙火は、身旺の壬水にとって安定した財星(喜神)となりうる。ただし丙火の財神が良い結果をもたらすには、用神の甲木の存在を前提とする。丙の喜神だけが単体であれば享楽を貪り、刹那的・短絡的な利得に走らせる反作用がある。春夏月の身弱にとっては、火星の財神自体が悪神となる。

壬-丁(財星):丙火と違って「壬丁干合」の関係となり(化木しやすく)、一方的に丁火を消す作用となりやすく、みずから財星を潰す現象、財星に異常に執着する作用を起しやすい。「隠匿の合」であり、日干男命であれば丁火は女性となり厄介な色情因縁を生み出す。

壬-戊(官殺):堤防の戊土があれば治水の利があるのは自然の理であるが、実際には身旺の旺水を「戊土」で抑制することは難しい場合が多く、甲の森林によって旺水をコントロールするほうが美となりやすい。特に庚辛申酉の金星が多い場合には、戊土の堤防は役に立たない悪神となる。言うまでもなく、春夏月の身弱にとっては、弱水を堰き止める悪神の官殺となる。

壬-己(官殺):陰干の己では壬水を剋して堰き止める作用はできず、かえって反剋され、洪水の泥土となって押し流され、河川を汚染する最悪の関係となる。壬水にとって最も忌むべき星であり「混土濁壬」と呼ばれる。泥土によって水が濁らされ、正常な思考ができず、変わった考え方をしやすく、特に日干女命はおよそ結婚にふさわしくない男ばかりを好きになり被害を被る。身旺であれば甲木で己土を合去し、身弱であれば庚金で土を漏らして日干を助ける。

壬-庚(印星):春夏月で、日干が身弱の場合には水源となり枯渇から助ける最喜の用神となる。一方で、身旺の命式にとっては不要の悪神となり、特に秋月には鉱毒を含んだ毒水に汚染し、人格劣化を引き起こす悪神の印星となる。

壬-辛(印星):陽干の庚金のように水源となって弱水を助ける力は無く、温度を表面的に下げるぐらいの作用しかできない中途半端な星。一方で、秋冬月には悪神の印星として作用しやすく、調候用神(喜神)の丙火を干合して去らせる悪神にもなる。

以上のように、十干同士の相互関係は、日干の強弱、命式の属する季節によって、その働きと吉凶が大きく変わってくることを知る必要があります。

たとえば、同じ甲-丙、甲-癸といった十干関係であっても、いつも変わらず吉凶や働きが固定しているわけではなく、命式の月令、日干の旺衰によって、その作用と吉凶が180度も変わってくるのです。ここが四柱推命の判断が難しいとされるゆえんです。

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by astro_suimei | 2017-11-07 11:22 | 十干論 | Comments(0)

辛金の性質

陰の金で宝石や貴金属の星です。剛鉄の庚とはまったく性質が異なります。
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洗練されて美しく輝くことを喜びとする星ですから、美しい幻想やロマンティックな綺麗ごとの世界で生きて行きたいと夢みがちな人です。

世俗のドロドロした汚い世界に染まりたくない、どこか浮世離れした感覚を持っている人かもしれません。

辛金の理想的な命式は、申酉に通根して身中以上で、壬水(食傷)によって洗われて洗練されて光を放ち、水が旺じすぎず、埋金の土を防ぐために甲木(財星)を備えている命式です。

このような配合の命式は、才能を発揮して世間に認められ活躍する「才能発揮型」「商売人型」としてフリーランスな活動が向いています。
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弱い陰干(貴金属や宝石)ですから「火の官殺」による剋を嫌います。火で炙られるとすぐ熔けてしまいます(熔金)

ゆえに、冬月の寒冷が極まるような状況でしか火を必要としません。

また、庚金と同じく土の印星をも嫌います
土が付くと汚れてしまい宝石の価値が下がり、世間に出られなくなる埋金を起こします。

(ごく稀に「熔金」を起している身弱の命式では、己土が鋳型となって突然死などから命を守る代理的用神となることがありますが、そもそも土の印星自体は良い作用はしません)

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by astro_suimei | 2017-11-07 10:54 | 十干論 | Comments(2)

庚金の性質

陽の金で掘り出されたばかりの鋼鉄です。丁火の炉で正しく精錬されると役に立つ刀剣や工業製品になります。
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十干の中で最も殺気を帯びて剛強であり、何でも白黒ハッキリ付けてバッサリ判断して切り捨てることを本性とします。金の性質が「義」=判断力や決断力であるからです。

また、庚辛の金星は善くも悪くも「義を貫く」=「自分を押し通す」「自我を曲げない」傾向が強く、頑固に自分の考えを曲げずに貫きたがる「柔軟性・可塑性に乏しい人」が多いのも特徴です。

また庚金は「武侠」「義侠」の性質から、自分を強く見せたがり、虚栄心や見栄張りの性質も強く、実力の伴わない「張子の虎」のような人物も多いのが特徴です。

庚金は、十干の中で最も鑑定が難しい干と言ってもよく、用神の選定に難しさを伴います。

基本的には、丁火による鍛錬を喜び、火による鍛錬が無ければ、剛強尊大で怠惰粗暴なわがまま人間=「頑鉄」に終わります。(=扱いにくくどうにもならない無用の人物)

庚金は、丁火の制化を受けて、世に認められ役に立つ名器名刀=人格者となっていくための条件が狭く、適切に鍛錬を受けなければ粗暴な屑鉄でしかなく、命式の状態によって人間性の上下に大きな差があります。
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粗暴、横柄、我儘になりやすく暴走族や任侠(ヤクザ)に身を投じる者も多く、身弱・身中・身旺の違い、火の官殺の有無、埋金の土の有無など、命式の配合(条件)に応じて人間性の高下が激しく分かれていきます

判断力や決断力に富んで立派な高潔な人格者になる名刀名器もあれば、怠惰で我儘を振り回すしか能が無いどうしようもないクズ鉄まで、人格や能力において千差万別、天地の開きを生じます。

理想的な命式は、申や酉に通根して、丁火の炉、甲木の燃料があって、鍛錬された名刀・名器に作りかえられて、社会の役に立つ有用な人材となることです。そうなれば勤め人としても組織内で重宝され栄達出世します。
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しかし、条件によっては「火の官殺」を用神に取れない場合が多々あります。戊己の「埋金の土」が日干に近貼していると、火の剋を妨げて(火を吸収して)土が旺じて金を生じるだけになってしまいます。

このような命式では、次善の策として、壬水を用神として甲木を育てるための水源・鉱脈として利用される命式(=甲壬用神)と見ます。

このタイプは「火の官殺」を喜ばず「水の食傷」を喜ぶため、組織勤めには向かず、自分の技術によって商売をしていく方に適性があります。

<庚金の十干相互関係>

庚-庚(比劫):身弱の時には日干を強めるが、天干に庚が来るよりも、地支に申酉があって通根する方が断然に良い。天干の庚は、一時的な援助や外的要素にすぎず、申酉への通根は本人自身の継続的努力や独立心を養うものであり、まったく働きが異なる。身旺の場合凶作用となる。

庚-辛(比劫):陰干のため身弱の日干を補強する作用はまったく無く、たいして害にもならないが、このように陽日干に近貼して陰干比劫があれば、いかにも誠実そうに紳士淑女ぶって表面ばかりを取り繕うようになり「二重人格」的な傾向が発生しやすい。

庚-壬(食傷):四季月と日干の強弱に応じて、喜神にもなれば悪神にもなる。秋冬生まれにとっては金水を強め、悪神の食傷となりやすい。夏月旺火や土が大過する命式では、庚金を補佐する喜神となる。その場合は才能発揮の食傷となる。庚金にとって、火と水は相反する要素であり、どちらかが用神喜神となれば、一方は悪神となる関係にある。

庚-癸(食傷):陰干であって壬水のような明確な作用は及ぼしえない。用神にもなりきらず、悪神にもなりきらず中途半端。おおむね夏月には吉となりやすく、冬・春月には悪神として作用しやすい。

庚-甲(財星):申酉に通根している身旺にとって、甲の財星は離すことができない必須の用神であり、丁火の官殺の火源となる。自己中心的になりやすい身旺の悪癖を抑えて、他人に配慮させる作用をする。一方で、春・冬・夏月などで身弱になる命式では、悪神の財星になりやすい。

庚-乙(財星):甲木と違って「干合」の関係となり(化金しやすく)、身旺の場合でも喜とはなりがたく、庚金が一方的に乙木を制圧して潰す作用となり、みずから財星を潰す現象、財星に異常に執着する作用を起しやすい。一方で身弱の命式では、干合によってさらに日干を弱体化させる悪神となる。

庚-丙(官殺):身旺であれば丁火の鍛錬を喜ぶが、おなじ火星なので喜神とはなるが、太陽の丙では質的に庚を変化させる作用はなく本質的に用神の作用はしない。身弱の場合には悪神の官殺となる。冬月で寒冷な命式では、申酉の通根があることを前提にして調候用神(喜神)となる場合もある。

庚-丁(官殺):庚は陽干であるが、例外的に陰干の丁火でなければ鍛錬制化できず、身旺の命式においては最たる用神となる。丁火の制化を正しく受ければ、庚特有の粗暴さ・頑固さ・虚栄心が表れずに、世の中に有用な人格者に変化する。一方で、夏・春月などの身弱にとっては悪神の官殺になりやすい。

庚-戊(印星):庚にとって「埋金の土」は天敵の星であり、掘り出された鉄鋼を土をかけて埋もれさせたり、腐食させる悪作用しかせず、不名誉な事件をもたらしたり、怠惰粗暴に人間性を劣化させたり、といった凶作用しか起さないため、四季月・日干強弱を問わず忌むべき五行となる。もし日干が身弱であっても、土の印星は好ましい作用をしない。

庚-己(印星):庚にとって「埋金の土」は天敵の星であり、掘り出された鉄鋼を土をかけて埋もれさせたり、腐食させる悪作用しかせず、不名誉な事件をもたらしたり、怠惰粗暴に人間性を劣化させたり、といった凶作用しか起さないため、四季月・日干強弱を問わず忌むべき五行となる。もし日干が身弱であっても、土の印星は好ましい作用をしない。

以上のように、十干同士の相互関係は、日干の強弱、命式の属する季節によって、その働きと吉凶が大きく変わってくることを知る必要があります。

たとえば、同じ甲-丙、甲-癸といった十干関係であっても、いつも変わらず吉凶や働きが固定しているわけではなく、命式の月令、日干の旺衰によって、その作用と吉凶が180度も変わってくるのです。ここが四柱推命の判断が難しいとされるゆえんです。

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by astro_suimei | 2017-11-07 10:11 | 十干論 | Comments(0)

己土の性質

陰の土で、湿って柔らかい肥沃な田畑の土です。
ソフトで人当たりの良い人が多く、情にほだされて断ることができない人が多い。
土には受容して保存する性質があり、包容力がある人が多いのです。
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田畑の土ですから、乙木の野菜や草花を育てることを本業としています。教育者・指導者として向いている人が多いです。

陰干の多く(乙丁辛癸)は官殺の剋を嫌いますが、己土だけは例外的に身旺であれば木の官殺を恐れません

己土は「甲乙木の判断」に似ていて、丙火の太陽、癸水の雨のバランスを最重要事項として判断していきます。
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理想的なのは、巳午未に通根があり、丙火の太陽があり、亥子もしくは癸水の水量が適切なバランスを保っており、天干に甲乙木が成育している命式です。このような命式では「木の官星」が良い作用をするため、組織において評価され栄達出世しやすくなります。
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夏月は旺火によって燥土になり、レンガのような硬い土に変わってしまうため、植物が育成できなくなります。その場合は、庚金を冷却剤として用いながら、癸水による灌漑を待つことになります。

秋冬月で、金水が旺じすぎている場合は、土が崩れたり流されたりする被害を恐れて、丙火の太陽で乾かし、土の養分を培養しつつ、壬水に流されないように戊土の堤防を求めます。



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by astro_suimei | 2017-11-07 09:45 | 十干論 | Comments(0)


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