大塚家具のお家騒動と斜陽化を読み解く

世間で話題となっている様々な件に対して、ちょっとだけ首を突っ込んだり、突っ込まなかったりする占いサイトです。

ということで、今回は「大塚家具」のお家騒動を見てみたいと思います。

まずは 創業者のおとんから

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雑気の「辰月」ですから、命式の構造によって千差万別で、身旺になるケースもあれば、身弱になるケースもあり、命式の干支配列によっては、火旺にも、土旺にも、木旺にも、水旺にも、金旺にも・・あらゆる方向に展開しうるのが「辰月」の厄介なとことですね。

この命式は、辰月ですが、日支に卯木があり「東方合半」となり、卯と未で「木局半会」ともなりえます。よって、月令は得ていませんが、身弱というほどは弱くなく、身中寄りのやや身弱と見ておけばOKだと思います。

月干に未に通根している丙火があります。身旺であれば丙火は用神になりうる十干ですね。

しかし、この命式は身弱寄りですし、年干にある癸水(印星)が無根であり、水星としての力量がありません

以前にも書いたように、甲乙木の命式は、たとえ身旺であっても、水が枯れてしまえば、植物は生存できなくなってしまいます。
よって、この命式においては、第1の用神として「癸水」の印星を求め(特に癸水の根となる亥子)、次いで喜神として「寅卯の通根」があれば完全に身中になると想定します。

大運を見ると、人生前半に寅卯(木旺)⇒亥子丑(水旺)と用神・喜神が旺じる発展期が巡りました。この時期に目標をしっかりと定めて奮起努力しながら、うまく時流に乗って創業大成したのでしょう。

このように、原命式に足りない用神の星が30~50代ぐらいに大運に専旺干支で巡ってくることで、一代で創業したり、時の人となって大発展したりすることは、タレントや著名人にはよくあるパターンと言えます。

しかし、57歳を境にして急激に運勢が降下していきます。

乙木にとっては身旺身弱に関わらず、庚辛の官殺は忌むべき星であり、またこの命式は「水星」が枯れることを恐れる命式ですから水を潰す「土の星」も嫌います。

その「金と土」が57歳以降の大運では重々となってくるわけですから、会社や事業の経営もおのずと傾いてくるわけです。

人生には「幸運期」もあれば「停滞期」もやってきます。

用神が巡る幸運期はだいたい10~20年も続けば良いほうで、最も短い人であればわずか5年間ほどです。永遠にいつまでも用神の運だけが続くわけではありません。

しかし、この方は、人生前半で経験した幸運期の「過去の栄光」「経験則」に固執し、発展期がいつまでも続くかのように錯覚して、57才以降の下降期の対処を間違ったと言えるでしょう。

「バブル景気よもう一度」みたいなことばかりを考え、過去の栄光に縛られ、時代変化に合わせたイノベーションを怠るのは、今や斜陽化してしまったフジテレビを牛耳っている老害役員たちだけではないということです。

この方に限らず、ワンマン経営者、同族経営者の社長族で自ら一代で創業した会社なんかが斜陽化しているプロセスは往々にして、同じような問題を抱えています。ワンマン経営ですから自負心が強く他人の意見を聞きませんし、過去の成功がそのまま今後も通用すると思っている頑固者が多いのです。

本来ならば、57才以前(亥の水運が切れるまで)に、社内外の適切な人物で、今後の運気も良い後継者をピックアップして、世代交代しバトンタッチをしておくべきだったのです。



では、一方の娘の方はどうなのでしょうか?

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寅月生まれの丙火で、印星の木ばかりが大過する「典型的キャリアウーマン型」の命式です。

他動的身旺に分類される印星大過であり、用神は印星を抑制する庚金の財星、午巳未への通根です。
(身旺であっても、土の食傷は丙丁にとって忌むべき星であり決して用神にはなりえません)

年支に用神の申金がありますが、寅寅~申で七沖になって反剋されてしまっているため、実際は力量がありません。

財星を用神としているのに、命中で財星が潰れてしまっている構造ですから、お金儲けはしたくてもお金が逃げていきやすい=潰してしまいやすい傾向がある人、ということではないでしょうか。

女命の印星大過ですから、知的でやり手の方だろうと思うのですが、この命式には日干が無根であり、さらに残念ながら後天運が宜しくないのです。

現在の大運は「己酉/戊申」ですから、丙火が最も嫌う「戊己土」が巡ってきており「晦火の現象」を起しています。

丙火は太陽であり光輝くことを本性としますが、土の星が来れば山によって遮られて陽の目を見なくなることで「妨害」を受けることになります。

ゆえに、いちおう申酉の用神が巡ってきていながらも、戊己土の疫病神がセットで付いて回るわけですから、何事もやることなすことが裏目に出て、思わぬ妨害を受けたり、物事が遅滞して予想通りには何も進まず、誤解を受けて不名誉な事態に陥ったり、ということを繰り返すのです。

また、この命式は、印星の木星だけがやたらと多いが、日干自身の通根が見当たらない命式ですから、(もちろん時柱に午巳未があって通根している可能性はありますが)

頭は良くてもどこか頭でっかち(机上の空論)になりやすく、また肝心なところで物事の詰めや先の見通しが甘く、他人の援助に頼らざるをえなくなる依頼心の強さ、を潜在的に抱えています。

67才の丁未になれば、晦火の土が取れて、日干が通根を得ますから、会社が正常化していく可能性はあるでしょうが、

そもそも「財星の力量」が皆無ですから、ぼちぼち頑張って他社の資本注入に依存しなくてもなんとか自立していけるというだけで、かつてのような「収益」を稼げるまでの経営状態にはならないでしょう。

このように見ると、創業者の父親も、経営権を握った娘も、どちらも「妨害運・停滞運」にどっぷり入ってしまっているわけなのですから、私ならば、彼ら以外の「社内外の有能な人」で「後天運も良い人」を見つけ出して、完全にその方に権限委譲して、ご自身は経営から身を引かれることをお奨めするかなぁと思います。

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by astro_suimei | 2018-10-19 21:27 | 著名人の命式研究 | Comments(0)

さくらももこさん、ご冥福をお祈りします

それにしても今年はものすごい猛暑ですね。戊戌で水枯れる年だからでしょうか?暑さにかまけてすっかり放置しておりましたが、そろそろ再開いたしましょう。

「ちびまるこちゃん」でおなじみの漫画家さくらももこさんが、今月8/15に乳癌によって他界されていたとの報道。驚きました。
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生年月日をwikiって命式を調べてみましたが、夏月生まれの壬水極身弱に近い命式だと思います。時刻が不明なのですが、丁未や戊申あたりかなという予感がします。

月干に陰干の辛金がありますが、陽干の庚金と違って、水源となって枯れている水を生じるだけの力量がありません。(ただ月干に悪神の五行が入るよりかは辛金があったほうがマシでしょう)

この命式の天干の並びからして、特殊格(従殺格や従財格)はまずもって成立しないでしょう。身弱の普通命式と見るべきです。
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戊申、庚戌、庚子あたりの時柱であれば、ある程度は庚金の用神が有効となりやすいかとは思います。

しかし、時柱天干に、戊己土があれば地支(巳巳戌)は全て「土」に性質が変わります。また丙丁火があれば地支(巳巳戌)に通根して猛火となります。

いずれにしても、身弱の極みに近く、重ねて土&火が大運で巡れば、事故や自殺や病気に注意を要する命式であると言えます。

大運を見ると、29~48才までは申酉の西方金運を周って用神の運気を巡っていたので、いろいろ問題は起きつつも割合に順調だったのでしょう。

しかし、4~5年前に大きくガラリと運気が変わって、火&土が旺じる「丙戌の大運」に入ります。丙火が来れば、月干の辛金と干合して去ってしまい、戌土によって完全に水星が塞がれてしまいます。

53才は丙から「戌の運」に変わる前後の年であり、まして今年は「戊戌」ですから、いかにこの命式にとって「戌」という支が悪い働き(水を潰して枯らす)をしているか分かるでしょう。

ちなみに、癌が発生するパターンとして、この命式のように大過する土の星が引き起こすケースと、大過する金星が引き起こすケースと2種類の系統があるように感じます。

丙戌の大運に入る5年前ぐらいからしっかり用心して慎重に備えをしていれば、もしかしたら最悪の事態を防げたのかもしれません。

時柱に通根(亥子)があったり、申酉・庚金がもしあれば、丙戌の大運が来ただけで急死するまではいかないと思われるので、おそらくそれ以外の時柱なのではないかと思います。才能ある惜しい方が亡くなられました。ご冥福をお祈りいたします。

ところで、「サンプルになる命式」を用いて、日干強弱、命式構造、大運による力量変化、通変の作用などを学ぶことは、推命学を修得するうえでの良い学習材料になると思いますが、

「あなたが直接知らない有名人やタレントの命式(生年月日)」をいくらあーだこーだと分析したところで、実際にはあまり学習効果は上がりません。

(このブログでも著名人の命式をサンプルとして掲示していますが、誰もが知っている有名人のほうが例題としてインパクトがあるという理由だけのことであって、必ずしも有名人の命式を集めて云々することが推命学修得の早道なのではありません。)

なぜなら、そのタレントや有名人について、あなたが知っていることなど上っ面の表面的・外面的な「限られた出来事」にすぎないからです。

あなたは、そのタレントさんがどのような人間性で、どのような性格や思考回路を持っている人物で、何をどう思って過去の人生選択をしてきたのか?という「内心の動機」「行動原理」については、当人と面識もない以上は知る由もありません。

しかしながら、推命学でもっとも核心的な部分は、命式における星の傾きが、その人の思考・感情(動機)・人間性・価値観・行動原理にどのような影響を及ぼしているか?を読み取る点にあります。それこそが「運命を傾ける原因」(=悪神の作用)だからです。

ゆえに、推命学を学ぶうえで、命式分析の練習材料とすべきなのは、あなたが普段よく接していて、その人と話すことができるような知人友人・家族親族です。

その方が、なぜそういう選択や行動をしたのか?どのような人間性によって、何を考え、どんな感情や動機によって、どんな言動した結果そうなったのか?ということを1つ1つ確認できる「最良のサンプル」となります。

なので、推命学を学ぶ上では、交友関係が広く、いろんなタイプの人たちの生年月日を知っている、ということは大きなメリットになります。

また、女性タレント(女優やアイドル)の場合には、年齢を若く見積る(=サバを読むw)ために、あえて生年月日を詐称している可能性も無いとは言えず、公開されている生年月日が真正なものかどうか?さえ確かめようがありません

これらの理由から、著名人やタレントの命式は、命式分析の練習のサンプルとしてはあまり良い学習材料とはなりえない、ということを知っておいて頂ければと思います。

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by astro_suimei | 2018-08-28 00:16 | 著名人の命式研究 | Comments(2)

暴走するトランプのその後

トランプの命式を再掲してみましょう。
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地支が完全に火土で方や局をしている極身旺の命式です。

焼け焦げた焦土疎土ですから、偏固な考え方と自負心に凝り固まり、他人の意見に耳を傾ける柔軟性はもともとありません。

今年は「戊戌」ですから、悪神の比劫が巡ることで、さらに頑固偏屈になり孤立するような自己主張をしやすい年です。

極端すぎる身旺ですから、わが身の利益、身内の利得しか考えられず、欲心だけで強引な言動を繰り広げ、周囲からひんしゅくを買って孤立して、結果として回り回って自分の首を絞めることになるのが、こうした極旺の命式の特徴です。

「米国第一」「身内利益第一」「自画自尊」「弱者無視」になるのは、命式の示す通りの悪質のままにこの人が生きているからです。

身旺の人間は、自分の利益ばかり考えて行動していたのでは、いつまで経っても事象も環境も対人関係も良くならず、本人も幸せにはなれないのがセオリーです。欲心に従って自分の思い(自己主張)を押し通すということと、周囲他人からも認められ受け入れられて円満に幸福に至ることとは、同じことではありません。

身旺の人間は、欲心だけが暴走し、周囲や他人を省み配慮できないため、自我を押し通すことで周囲を破壊し傷つけ振り回す現象を起しがちです。

しかし、自我をゴリ押しで通せる、わがままを張ることで、結果が良くなるわけではなく、かえって世間から排除されて受け容れられなくなる結果をもたらし、最終的に自分の首を絞めるまで気が付かないのです。

この命式は時柱不明ですが、大運を見た限りでは、チラホラと用神(金)喜神(水)が巡っていたので、ここまで体面を保ってこられたのだと思われますが、現在の「辛丑」は陰干の辛金であり、用神としての作用はほとんどありません。

庚金と辛金では力量と作用がまったく違い、辛金には焼けて偏固した土を冷却して漏らすような働きはありません。なんとなく「良いことがありそうな」雰囲気だけを漂わせるのみで、実質を改善して結果までもたらすような力はありません

しかも、この命式においては、年干に丙火が出ているので「丙-辛」で干合となり絡め取られてしまい、およそ良い作用にはなりがたい。(悪神の丙火を弱める作用はあるが、辛金が潰れる現象も同時に起きるため、むしろ害の方が大きいでしょう)
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時刻に関しては、甲・己日なので、時間によってかなり偏りがあります。

壬申、癸酉の刻であれば「用神や喜神にある程度の力量がありバランスが取りやすい命式」になります。その場合、もっと常識的な人柄となり、他人に対する配慮ができるはずです。

もともと、命式内部に用神の申酉があるのであれば、まだしも人格的にはバランスが取れ、少しは他人のことを省みようという思考回路が働きますが、

命式にもともと用神の金星が皆無であれば、そのような思考回路は持ち合わせておらず大運で後天的に「庚・申酉」が巡って来たとしても、一時的に外的環境が運勢良くなるだけ

(よほど本人自身が意識して自己改善に励む努力をしない限りは)大運で期間限定で通り過ぎていく「用神」は「本人自身の人間性や思考回路を変える」ような働きはしません

現実の事象や人間性から考えると、丙寅、丁卯、戊辰、己巳、甲戌、丙子、甲子あたりの可能性の方が高いでしょう。

火炎土燥で水星が枯れて焼け焦げている命式ですから、本能的・潜在的に「水」(=財星)が欲しくて欲しくて仕方が無いのです。お金にがめつく、ケチの極みで、財の争いを起こしやすく、女性問題、財産トラブルが頻発します。こうした身旺特有の現象を「比劫争財」と言います。

月干に甲木の官星がありますが、甲木は水星が無ければ枯死して生存していけない星ですから、この官殺はただ付いているだけの全く力量がない死んだ星に過ぎません。丙火の火源となって旺火をさらに炎上させる作用しかしていません。

しかも、この甲木は日干と干合しており、地支が未午戌ですから「化土」して戊土に変化する可能性が大です。

よって、官殺として日干を制御・抑制・規律する働きはまったく無く、実態の伴わない「名誉心や虚栄心」ばかりを掻き立てる働き感情的に激昂させる作用しかしません。名誉を求める虚栄心を駆り立てた後に、化土して「悪神の比劫」(戊土)に変わり、さらに自我の面を厚くする作用をします。

おそらく、今回の「米朝会談」に踏み切った動機は、自分自身の利益と名誉につながると踏んだからでしょう。

11月の中間議会選挙において、下院で共和党が多数派を失って民主党優位となれば、大統領の訴追・弾劾が動き出します

それだけはなんとしても避けたいと思っているトランプは、外交面で何か得点を稼ぎたい。北朝鮮絡みで指導力を発揮して、初の米朝会談を断行すれば歴史に名が残り、上手くいけばノーベル平和賞をもらえる、という欲心が働いたのでしょう。

おそらく、日本の安倍総理も、トランプの人間性と強すぎる欲心を逆手に取って、これまではある程度は誘導してきたのだろうと思います。しかし、もうそろそろ「糸の切れた凧」状態でコントロールが効かなくなってきているのが見て取れます。このままトランプに追従するのが良いのか、国際協調路線に梶を切るべきなのか、判断の分かれ目でしょうか。

安倍総理自身の大運の変化からしても、来年以降は用神の卯木が去っていくので、ますます思い通りにトランプを操作誘導していくことが難しくなるはずです。

世界的に見れば「北朝鮮問題」自体はそれほど大した重みはありません。実際の軍事衝突にならなければ世界全体への影響など微々たるものであり、アメリカ国民の大半は極東アジアの問題などたいして関心がありません。

むしろ、世界全体へのインパクトが大きいのは、トランプが全世界に見境無く仕掛けている「貿易戦争」の方です。こちらは世界経済の全体をおかしくしてリーマンショック並みの大恐慌を招きかねない重大なリスクを抱えています。

トランプは自分の利益しか考えられない人物ですから、11月の中間選挙で共和党と自分が支持されることだけで頭がいっぱいです。

共和党のコアな支持層は、元製造業の白人ブルーカラー失業者ですから、保護主義の姿勢を見せて、国内の産業を守るという姿勢をアピールしなければ支持者離れを招きます。ゆえに、11月中間選挙が終わるまでは貿易戦争を引っ込める要素はありません。

トランプの今後の大運をみると、今年72才で「辛丑」前半の辛金の運が終わります。翌2019年からは「丑の運」に入っていきます。

「丑」は雑気の支であり、内側に辛金・癸水を含んでいると言っても、専旺の用神(申酉や亥子のように)は作用せず、中途半端に土の味方にもなりえます。

来年以降のトランプの立場は、大きく潮目が変わって微妙なものとなっていくことが予想できます。11月の下院選挙で共和党が大敗すれば、民主党主導となり大統領の弾劾訴追に向けて外堀が埋められていくでしょう。

北朝鮮の金正恩は、そうしたトランプの不安定な足元を見透かしていて、再来年にはいなくなるだろうトップとの声明=いつでも約束など反故にして解消できる、とタカを括っているではないでしょうか。

今回の米朝会談は、外交での点数稼ぎと名誉が欲しいトランプの欲心と、経済制裁を緩めてもらい一時的に敵の目を欺いておきたい金正恩の思惑とによる「妥協の産物」です。北朝鮮の時間稼ぎに利用されるだけで、実質的な成果に至らない可能性が大と見ておくべきでしょう。

トランプのいる大運は「辛の熔金」であり、中国の習近平も「辛の熔金」(破財)の後天運を巡っています。

つまり、米中の貿易戦争・衝突(極身旺の者同士による自我の張り合い)によって、経済的に大波乱・大停滞が生じる可能性が高いと見ておくべきでしょう。

辛の象意は、貴金属や宝石ですが、推し広げれば、小型かつ高価な精密機器類(スマホや半導体などの電子部品)やレアメタルなども含まれます。これらの産業が潰れることで経済がガタガタになる事態が発生することを懸念されます。

日本経済も調子が良いのは今年の前半まで、後半からは波乱の展開になっていくでしょう。安倍総理が次の総裁に三選するかどうかまだ不明ですが、来年以降は運気が急激に下がっていく以上、政権運営も日本経済もままならなくなる可能性が高いです。

2020(庚子年)の東京オリンピックは、オリンピック開催にも関わらず「深刻な不況」に陥っている可能性があり、その時の総理は「経済政策においても外交においても無為無策ではないか」と世論からバッシングされているかもしれません。

自民党内部では、来年の参院選に向けて、誰を党の顔にして戦うべきかで内輪揉めが始まっています。再び安倍総理をそのまま担いでいくのか、他の人物を立てるのかによって、少なからず日本の舵取りが変わっていきそうですね。金水の星が用神で、大運の後押しを得ている人物が総理になれば最善なのですが。(5人の候補者の命式を見れば、まだ小泉進次郎あたりがマシな方でしょうか)

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by astro_suimei | 2018-06-16 08:10 | 著名人の命式研究 | Comments(0)

習近平の命式

ロシアに続いて、アジア全域に覇権を広げようとしている中国はどうでしょうか。
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任期制を撤廃して事実上の独裁体制に入った習近平ですが
午月生まれ身旺の丁火です。

月干と年干がもともと戊癸の干合して「化火」しやすい構造であり、干合が化すれば丁丙丁の天干に化けます。

いちおう日支(夫妻宮)に用神の酉金がありますが
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丁日の時刻表では、正午前後に、乙巳/丙午/丁未といった火の専旺干支が多く
もし時柱に午巳未が入っていれば、両脇からの火剋を受けて酉金は著しく弱くなります。

時柱が、庚子/庚戌であれば比較的バランス型になりますが、性格からしてこの方は朝~昼生まれではないか、という印象を受けますね。

大運の流れを見ると、若い頃は鳴かず飛ばずだったが、40~50代にかけてバチバチの生死を賭けた権力闘争(官殺との水火劇沖)を繰り広げてきたことが分かります。

この人は、夏月猛火の炎上する焚き火のような性格で、自らの勢いを頼んで自我を貫こうとするワンマン型で、自分の羽振りがよい姿を世に見せつけたいという「顕示欲や虚栄心」がとても強く、覇権(帝国)主義や札束外交といった強気の姿勢はそこから由来するのでしょう。

しかし、問題は命式においても、大運においても、さほど用神の力が強くなく、

むしろ63才からの辛運は、火に脆い宝石を潰してしまう「丁-辛の熔金」の配合となり、財星の辛金を自分(旺火)で潰してしまいかねない巡りとなります。

つまり、中国のバブル経済が破綻したり、ブレーキが掛かるような事態をみずから招きやすい、ということではないでしょうか。

考えられるのは、経済政策(特に金融政策/為替操作)を誤ったり、元ドル関係が固定相場制から変動相場制にアメリカの圧力によって移行させられ、かつての日本がプラザ合意後にバブル崩壊に向かったのとよく似た現象が起きるのではないかと思います。

習金平の特徴は、午巳に通根した身旺の極みであるが、用となるべき金(庚の鉄の星)が非常に弱く、わが身の思い(顕示欲)だけは深くとも、財星の力量が弱すぎるがゆえに「比劫争財」を招きやすく、自分で財を潰すか、身内で財の奪い合いを起すかをしやすいパターンです。

国家として見た場合、覇権主義・帝国主義を掲げて「一帯一路」などと言って壮大な見栄を繰り広げ、札束外交で羽振りの良い姿を誇示しますが、実態経済の足下は非常に不安定でおぼつかない、というのが実態なのではないでしょうか。

習近平の今後の大運である、辛亥、庚戌を見ると、
63才からの10年間は丁辛の熔金となり、73才から5年間は用神の庚金が巡るが、

大運支は「燥土の戌」であり、午戌で火局半会して、酉戌の西方合の作用を相殺するため、この庚金は用神としてさほど強い力量がある財星とはいえず、絵に描いたモチになりやすい規模が小さい弱い財星に留まる、という気がします。

というわけで、意外と中国の帝国主義や国力の実態は「壮大な自己顕示」を繰り広げるイリュージョン(影絵/投影)のようなものに終わりそうな感じがします。

このように、各国のトップ、あるいは企業トップの命式・大運を見れば、その国家や企業の今後の行く末をある程度は予測できるのではないか、と思う次第です。

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by astro_suimei | 2018-05-23 23:40 | 著名人の命式研究 | Comments(0)

プーチン大統領の命式

今後の世界情勢がどのように変化していくかを推測するための一助として
ロシアの独裁者プーチンの命式を見てみましょう。
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丙火酉月で、土の星が多くて晦火している命式です。
3柱に通根する巳午未なく身弱で、甲木が用神となります。

40~49才に甲寅、50~59才に乙卯と「専旺干支」で用神が巡っていたことが、
20年以上も独裁政権を維持できた理由なのではないかと思います。

しかし、その用神の大運も60才で去ってしまって
60~64才の丙の運までなんとか持ちこたえたとしても
65~69才の辰土の運で重ねて晦火となってきます。

今年4期目に入ったプーチン政権はその足元が非常に不安定で
いつ反逆(暗殺)やクーデターで政権転覆しても不思議ではありません。
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プーチンと言えば、KGK(国家諜報局)出身で猜疑心が異常に強く
政敵や反対者を次々と暗殺(毒殺)してきたことで有名です。

ポロニウムという放射性物質を使って逃亡した元スパイを毒殺したり
政敵や批判的な報道関係者を数えきれず暗殺しています。

政治史を紐解くと、プーチンに似た冷酷残忍な暴君としてチェーザレ・ボルジアが有名です。
マキャベリが『君主論』を書いた際にモデルにした独裁者と言われていますが
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暴君ボルジアも毒薬を使って政敵を次々と暗殺し、絶対権力を維持しようとした人物ですが、結局最後は庇護者の裏切りにあって自身が毒殺されてしまいます。

プーチンは用神の木星が去ったあたりから、クリミア侵攻による(欧米の)経済制裁、オリンピックでの国家的ドーピング批判など、急速にロシア国力とプーチン支配を揺るがせるような政治的ミスを連発しています。
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プーチン自身がいくら強気で、強大なロシア帝国を自称して、冷戦時に得た軍事力をチラつかせて、強気外交を展開して覇権を示そうとしても、もはやプーチン自身の命運は尽きようとしつつあるのが現状でしょうか。

これまで暗殺された膨大な数の人たちの怨念もさることながら、プーチンの末路は「畳の上では死ねない」死に方になりそうですね。日本人じゃないので畳の上では死なないでしょうが。

いくら用神の運が来ていたからと言って、また用神が難を隠し表に出ないように作用するとはいえ、これほど多くの重罪を積み重ねたことによる宿業と反作用は大きなものとなるでしょう。用神が去れば、すみやかに本人自身を滅ぼす刃となって返って来るのです。

プーチン政権崩壊後のロシアがどのような状態になるのか、穏健で民主的な指導者がトップに立つのかどうか、しばらく注視していく必要がありそうです。

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by astro_suimei | 2018-05-14 20:10 | 著名人の命式研究 | Comments(0)

野田聖子の命式

この方は、辛日で酉月に生まれ月令を得ている上に、酉酉と重々し、天干に庚金まで出ている極旺の命式です。女命にしては身旺すぎる人です。

良くも悪くも「自分の考えや信念を貫いていく」ような不器用で無骨な生き方をしていく人です。「自分が折れる」「自分を抑える」「考えを変える」といったような柔軟性には乏しいでしょう。
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月干の乙木が少々難点であり、庚乙干合を起し、金星が重々している命式ですから、干合している乙木は辛金に化金してしまう可能性があります。そうなれば、辛辛庚/酉酉となり時柱次第では「強旺格」の可能性すら出てきます。

本来は用神(甲木)と同じ五行の星(乙木)が、かえって「忌神の比劫」に化けてしまうとなれば、本人が善きと思って選び取った選択がことごとく裏目に出て裏切られる可能性にもなりかねません。

内格であったとしても、乙木の財星を潰してしまう構造になっており、自我が強すぎてかえって財を握り潰す命式ですから、この方が政権を担った場合、変なこだわり=偏った持論を曲げないで突き進んでいくことで、日本経済の先行きがかなり怪しくなる予感がします。
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時柱に何が入っているかによって変化型がありますが、壬辰、癸巳、甲午、丙申、丁酉あたりの時柱であれば「内格の命式」で、辛日の時柱を全体的に見ても強旺格が完全に成立する時刻は少ない気がします。

内格であれば、最たる用神は「甲木の財星」、補佐する喜神は「壬水の食傷」となりますが、大運の巡りから見ても、用神の本格的な後押しが薄い感じを受けます。

現在57~61才の5年間は「埋金の己土」が巡って災難多い時期となり、62-66才になってようやく卯木の用神が巡ってきます。

ですから、この方が総理になる可能性が生まれるのは、少なくとも5年以上も先の話でしょう。

今回の総裁選には、まず「20人の推薦人」を確保できるかどうかが難しいかもしれません。

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by astro_suimei | 2018-04-30 23:45 | 著名人の命式研究 | Comments(0)

岸田文雄の命式

未月生まれの壬水、三柱に通根する亥子はありません。言うまでもなく身弱です。
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年月干に悪神の丁火(財星)が2つ出ていますから、典型的な「財星大過型」です。

身弱の財星大過は、長期的な計画性に乏しく、現実的な努力を怠る傾向があり、楽して稼げそうな目先の短絡的な利益ばかりに踊らされたり、人のふんどしを借りて、他力本願で楽して生きていきたい、と考えさせて人生を狂わせていく(=まっとうで堅実な人生を送れない)という歪み、悪神の誘惑を発揮します。

この方は、あまり主体的に人生を切り拓いてきた方ではなく、他人のふんどし、親の七光り、を借りてこれまで(お役人意識で)生きてきた方なのではないでしょうか。

少なくとも、明確な「政治信条」「政策課題」を見据えて、困難を排しても物事を最後まで達成していくような気骨と信念のある命式とは思えません。(時柱にある程度の金水の用神・喜神は入っているのでしょうが)

「壬-丁」の干合は別名「隠匿の合」であり、厄介な色恋関係のもつれを暗示すると言われます。

この場合、日干男命の壬水で、干合する相手の丁火は財星(女の星)ですから、まさしく「異性問題の暗示」となります。しかも、壬1つ丁丁2つで「妬合」していますから、奥さん以外に愛人を作る型と見るべきです。

おそらく脇が甘く、女性問題などの縺れや愛人関係などをマスコミにバッシングされて、すぐに退陣に追い込まれかねないですね。財星はお金の星でもあり、違法献金や賄賂などでも叩けばポロポロと出てきそうな感じがします。

いちおう67才から庚金の用神が回ってきますし、現在の辛丑の大運も本人にとっては比較的有利な運気ですから、5~7年後になると実力以上のポストに就く可能性が高くなりますが、もし政権を担ったとしても短命政権に終わりそうな感じがしますね。

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by astro_suimei | 2018-04-28 19:22 | 著名人の命式研究 | Comments(0)

安倍晋三総理の命式

森友、加計、防衛省の日報隠蔽、財務省スキャンダル等々で 朝日新聞を中心とする左翼系メディアからバッシングを受け、政権が揺らぐ事態になってきている安倍内閣ですが、今後はどうなっていくのでしょうか?
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安倍総理の命式は、庚日で酉月生まれ、月令を得ており、日支の辰土からも生じられている「身旺」の命式です。

いちおう命式内に用神となる木火(甲午)がありますが、年柱にしかなく日干からは遠いのが難点です。

身旺の庚金は、丁火で精錬されて器物となることを求めるか、壬→甲と相生していくことを喜とするか2通りの用神の取り方があるのですが、この命式の場合は、月干の癸水が邪魔はしていますが、いちおう「丁火用神」と取るべきかなと思います。

いずれにしろ、身旺の命式ならば、どちらの用神(火or水)を取るにしても「甲木」が共通する用神の1つとなります。

大運を見ると、60~64才まで「卯木」の用神が巡っていて、5年以上の長期政権を維持できた理由が分かります。

しかし、大運の「卯木」も時間切れとなり、今年中に用神が去ってしまいますから、自民党の総裁任期を延長(2期6年→3期9年)はしたものの、その本人が再び総裁選で続投することは難しいでしょう。

2018年(戊戌)は、庚金にとっては「埋金の土」が重々なる忌運で、身旺の庚金にとっての「埋金」は「不名誉を被る」「あらぬ批判を受ける」という特徴があり、その通りの事象が起きているように感じます。

さて、身弱と身旺にもともと善悪・吉凶の別はありませんが、職業やポジションによっては、身旺の方が向いている職業、身弱の方が向いている職業があるように思います。

例えば、政治家、起業家(社長)などは、大勢の人間を従え巻き込んで引っ張っていくだけのパワーと驀進力が必要ですから、身旺の方が向いているように思います。

身弱の者では、大勢の子分を引き付け続けるだけの求心力に欠け、集団が空中分解していきかねません。(小池百合子の希望の党などはその典型です)

一方で、エンジニアや職人、〇〇士といわれる「士業」などの「専門職」の多くは、細かな神経を使って一芸に秀でることを求められ、かつ、大勢の集団との関わりというよりも、個人の「技量」「専門特化」が求められる世界なので、どちらかと言うと身弱寄りの人が向いている職業ではないかと思います。

身旺の命は、チカラ業で物事をゴリ押ししていく傾向が強く、細かな神経や配慮を要する仕事には不向きであり、また一般的な会社のサラリーマン(雇われ人)になるには、個性と自負心が強すぎて枠に収まり切らず、雇われ人としては座りが悪いように思います。

というわけで、安倍総理の過去5年間は、身旺でかつ、大運において用神が到来していたということで「総理大臣向きの条件」を揃えていたのではないでしょうか。

朝日新聞を中心とする左翼イデオロギー色が強いマスコミが、森友、加計、日報問題、財務省スキャンダルと矢継ぎ早に「政権批判の矢」を放って、巧みに世論を誘導(印象操作)し内閣支持率を下げて安倍政権を倒閣しようと必死になっている状況ですが、

現時点で安倍政権が倒閣した場合、どんな「国益の損失」が発生するか?はまったく彼らの頭の中には無いようです。

北朝鮮や中国が不穏な動きをして、米朝会談もまだ開かれていない。米中の貿易戦争が勃発しかけている前夜という、緊迫した東アジア情勢の中で、トランプと強固なパイプを持っている安倍総理がいま不在になれば、日本の国益が大きく損なわれるだろうことは分かりそうなものです。

「国益」を考えず、時勢を考えず、無責任な政権バッシングだけを繰り広げる左翼系メディアは、親中国・親朝鮮の「亡国新聞」と呼ばれても仕方が無いでしょう。

安倍下ろしをするならば、せめて米朝会談の結論が見えた後(夏以降)で、安倍総理が居てもいなくても(外交・安保上)大して事態は変わらないという状況が明らかになってからにしてもらいたいものです。

このように書くと、私がなにか積極的に安倍内閣を支持しているように思われるかもしれませんが、消極的(相対的)に支持せざるを得ないだけで、他にマシな選択肢がないだけです。

例えば、左翼イデオロギー(親中国・親朝鮮・反米)に凝り固まった「立憲民主党」なんかが政権を担ったところで、日本の外交・安全保障・経済がうまく回ると本気で思っている国民はほとんどいません。それは過去の民主党政権下で多くの国民が学習済みです。

だからこそ、過去5年間ほど、好む好まざるに関わらず「安倍晋三」以外には現実的な選択肢がなかったのだろうと思います。

結局のところ、政治の世界というのは、往々にして「腐ったバナナ」と「腐ったリンゴ」のどっちを選ぶかという、現実的にとりうる選択肢の中での「相対的な消去法」「まだマシな方を選ぶ」しかないのでしょう。

ただ、命式・大運の関係から見ても、安倍政権が末期に来ていて、ポスト安倍を考えなくてはいけない局面に来ているわけで、

安倍総理には問題点が無かったのか?安倍政権の落とし穴はどこにあったのか?をきちんと総決算しておくべき時期に来ているのではないかと思います。

「安倍政権の問題点」は以下のような点ではないでしょうか。

(1)偏った政治思想右翼ナショナリズム、古色蒼然とした民族主義)

 ⇒ 「教育勅語」の使用を正当化する閣議決定森友の教育方針への賛同など
 ⇒ 憲法改正(9条問題、自衛権明記)はやむなしとしても、その背後に見え隠れする国粋主義
 ⇒ おそらく朝日等メディアから嫌悪されたのはこの点でしょう。

(2)歳出改革の不徹底 =身内に対する甘さ(自民党族議員、官僚を野放し)

 ⇒ 金融政策(日銀黒田総裁のおかげ)で景気が上向いて「税収も大幅に増えた」にも関わらず、肝心の「歳出削減」は疎か。族議員の陳情、各省庁の予算膨張、業界団体からの要望は野放し。税収が増えても、それ以上に支出が増えて財政規律は悪化した

(3)長期的制度改革を放棄(社会保障制度、労働人口減少への抜本対策)

 ⇒ 将来を見据えて「社会保障制度」(年金、医療保険)をどう改革するのか?という長期展望をまったく示さず、小手先の取り繕いに終始。高齢化による労働人口減少が現実化しているが、民族主義が強すぎるため「積極的な移民政策」には着手しなかった

この3点のツケは、次の政権への重い宿題となっていくのでしょう。

こうやって見ると、安倍政権の過去5年は、中長期的な制度設計についてはまったく放置しておいて、ポピュリズム的な目先の景気対策だけに腐心し、東アジア情勢を逆手に取って「外交安保」で点数稼ぎをしながら、あわよくば安倍自身の右翼的思想を織り込んだ形で「憲法改正」に持ち込もうという政権運営だったのかな、という気がしますね。

後世の人たちからすれば、比較的経済状況が良かったあの5年間に「どうしてきちんとした制度改革をしなかったのか?」と批判されても仕方が無いでしょう。

60才以上の高齢者(有権者の7割が投票する世代)を敵に回せば、政権が不安定になることを避けたいがあまりに、高齢層に痛みを伴うような「制度改革」を棚上げにしてきたわけです。今となっては権力の座にしがみつくこと、権力を維持すること自体が目的化してしまっているようにも感じられます。

さて今後は、岸田文雄、石破茂、野田聖子、河野太郎、小泉進次郎など、次期総裁選に誰が出馬するのかが夏以降の関心事になっていきそうです。現時点では、この5人の誰もが「主流派」「多数派」形成に成功しているとは言えず、党内少数派にすぎません。

推命学的にこれらの候補者(ポスト安倍)を見たときにどういう前評価になるのでしょう。

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by astro_suimei | 2018-04-20 22:06 | 著名人の命式研究 | Comments(0)

小池百合子の命式

2016年(丙申)に都知事選挙や都議会で大躍進したが、2017年(丁酉)の衆院選で「希望の党」が大惨敗し、2018年(戊戌)になって、自身の地盤である練馬区でも議席を失い、すっかり鳴かず飛ばずになった小池百合子です。
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壬日で未月生まれ、土や火の干支ばかりが多い身弱の命式です。

天干に壬水の比劫があるために「自分を強く見せよう」と「強気に振舞う癖」はありますが、実質は強からずむしろ四面楚歌に陥りやすく、有力者・権力者にうまく擦り寄って(取り入って)身を処していこうとする傾向性は「地支」に雑気の支(=風見鶏)ばかりが多いことからも分かります。まさに「政界風見鶏」と言われるゆえんです。

天干の並びから見ても、ゴチャゴチャと厄介な干合を起しており、正直あまり良い命式とは思いません。(少なくとも一国の総理大臣が務まるような器ではありません)

月干に「丁火の財星」があり「壬丁壬」で「妬合」しています。2017年の衆院選前後(民進党との合併時)の「財を巡るトラブル」は、財星との干合によって生じた厄介事だろうと思われます。

干合論の記事でも書きましたが、「壬丁の干合」を何でもかんでも色情問題と結びつけないで下さい。

この命式は「女命」であり「丁火は財星」です。女命にとって財星は、お金問題の星でしかなく、男女の色情関係の意味はありません

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三柱の並びからして、女性でここまで政界にのし上ってこられた以上は、おそらく時柱にある程度の(日干を助ける)金水の星が入っているのだと想像できます。庚子、辛亥、壬子、辛丑、壬戌あたりのいずれかではないかと思います。(起している事象から見て「辛亥」あたりでしょうか)

この命式の特徴は「目先の損得」(利益)だけに聡く首尾一貫した長期的視野や政策ポリシーなどは無く、節操なく「目先のエサ」につられて、自分が脚光を浴びておいしい思いができる方向だけを求めて、あっちにフラフラ、こっちにフラフラを繰り返す性質です。

水の星(壬癸)は「知恵・思慮」の星ですが、通根の程度、源流の有無によって、考えが深いのか浅いのか、どれだけ一貫性があって深い考えのもとに責任ある言動が取れるのか?が変わってきます。

この命式は、もし時柱に亥子が無ければ日干無根の命であり、壬水=河川としての底は非常に浅く、深い考えや政策的信念(遠大な政策目標)などがそもそも欠落しています。

「クールビズ」やら「都民ファースト」やら、聞こえの良い大衆受けしそうな「軽いワード」を散りばめて、世間を化かすぐらいしかできない(超軽量級の)政治家だろうと思います。

夏月(巳午未)に生まれ、天干にも丙丁火が出ている壬癸水の命式は、別名「沸水の命式」と言い、

沸騰した水がお鍋の中で踊り狂って蒸発し空中に散じていくように、火星の財星(目先の喜び、短絡的利得、刹那的快楽)を求めて、あっちフラフラこっちへフラフラと身が定まらない傾向を持ちます。

大運で「庚子」の用神が到来しており、2016年(丙申)には「子申の水局半会」して身旺に近づき、丙火(太陽)を浴びてキラキラと脚光を浴びたことによる「都知事選の大勝」だったのだろうと思われます。

ちょうど豊洲市場の地下水が脚光を浴びたように、子申で地下水がポンプのように汲み上げられて水量が一時的に増したのでしょう。

しかし、2017年(丁酉)になれば、同じ財星でも「丙火の太陽」ではなく、干合を引き起こす厄介な丁火ですから、命式に潜んでいた「財を巡るトラブル」が実態化したのでしょう。

民進党との合併を巡り、持参金を持ってこさせよう、党首との写真撮影に〇万円持参だとか散々にバッシングされました。結局、民進党から奪いたかった政治資金は、彼女のものにはなりませんでした。

これは、原命式の「壬丁の力量関係」の通りです。

壬水は無力、財星丁火は月令を得て未戌に通根して力量が大きいのですから、相手をカモにできると思い、財を奪ってやろうと手を伸ばしたものの、かえって丁火の財星で大火傷して大損をさせられるはめに陥ったのでしょう。

今年は「戊戌」で岩山に堰き止められ、流れが完全に止まり水枯れる星回り。少なくともあと1~2年は政界の表舞台に返り咲くことはなさそうです。

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by astro_suimei | 2018-04-20 00:12 | 著名人の命式研究 | Comments(3)

樹木希林さんの命式

樹木希林さんの命式もかなり内格と特殊格(従児格)のグレーゾーンな匂いがする命式です。
(時柱・丁酉の刻は仮定です)
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時刻干支表を見た感じでは、日干通根するか、庚の比劫があるか、土の印星があるか、といった感じで破神が混じる時刻が多くて、綺麗に「従児格」が成立する時間帯が無いんですよね。従児格の可能性が唯一あるとすれば「壬辰」でしょうか。
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というわけで、おそらく上の時柱のような感じで、日干が時柱で通根している内格の命式とみたほうがよいのかな?という感じがします。(金水傷官は火を見るのを喜ぶ)

というのも、希林さんがもし「従児格」だとすれば、大運の第3運「庚戌」あたりで(日干を強める比劫・印が旺じて)「破格」してしまっている可能性が高く、女優業を長く続けて来られたとは考えにくいからです。

内格だとすれば、庚金や申酉が来て身弱の日干を強めて吉となります。

ただし、戊己土の印星辛金にとって嫌悪する星です。そこで、余計な土を制するために必要となるのが「甲木」です。(日干辛が身中~身旺になった時のみ甲木が使えます)

「樹木希林」という芸名はまさに「木」だらけ。偶然にはできすぎていて、意図的に「期間限定の補佐用神」を補うために命名したのではないでしょうか

ただし、甲木が補佐用神として必要なのはあくまでも23才~53才までの30年間です。

53才からの大運「丁未」になると、申酉の用神が去ってしまい、日干はもとの身弱に戻りますから、かえって甲木は旺火を勢いづかせる悪神に変化していきます。

53~73歳までの20年間は、丁未⇒丙午という旺火の専旺干支が来て、水火の沖動を起します。眼疾の原因は大運で旺じた「丙火」ではないかと思われます。
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本来の姓名判断とは、四柱推命において必要だと判断された用神の五行を強めて補うことを考えて命名すべきであって、単なる「画数」だけを云々言うものであってはならないと思います。

日本の姓名判断は、熊崎式、山本式、桑野式など複数の流派があり、厄介なことに「漢字の画数の数え方」(旧字体に直して数え直す等)が流派によって全く異なります。なので、同じ名前が、ある流派においては◎だが、別の流派では×となります。

姓名判断における画数判断は、天格・人格・地格・外格・総格の5点を見るのですが、数字を「十干」に当てはめて五行分類をします。
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木が1(甲)・2(乙)、火が3(丙)・4(丁)、土が5(戊)・6(己)、金が7(庚)・8(辛)、水が9(壬)・0(癸)というわけです。

そして、天格・人格・地格の五行関係が「剋」にならず「相生」になると吉であると言っているようです。また画数自体にあらかじめ吉凶が割り当てられています。

いわゆる世間の姓名判断に胡散臭さを感じるのは、漢字自体が持っている意味・五行を無視して、数字(画数)だけを見ている点です。

画数自体に固定した吉凶があらかじめ決められていますが、この思考方法は、通変星にあらかじめ吉凶が固定されているのと似た方式です。

要するに、日本でちまたに流通する「当たらない占い」に共通する思考回路は「あらかじめ吉凶が固定した要素」でもって「おみくじ的に云々言う」だけの能無しばかりだということですね。

さて、樹木希林さんの場合は「樹・木・林」であり「甲木」を最大限に入れこんで木性に特化したお名前と判断するべきなのです。
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「画数」だけで判断する日本式の姓名判断では、総格の35画がどうかと数字に割り振られた固定した吉凶だけを絶対視しており、

さらに、20=水、15=土、11=木といったような五行変換を行うわけです。樹木が20画だから水、希林が15画だから土、これぞ本末転倒ですね。

画数をどのように数えようとも、海・河ならば壬水、山・岩・峰ならば戊土、田・畑・地ならば己土、輝・陽・光ならば丙火、金・銀・鉄・剣なら庚金や辛金であると判断するべきです。

四柱推命との関連で、名前に用神を補うならば↑のように「用神の五行・十干」を明確に体現している字を積極的に充てるべきです。そして、悪神の文字を避けて使わないことです。

さらに、漢字を構成する「へん」や「つくり」を見れば、さんずいは壬水、れっかや日へんは丙火、木へんや草かんむり、など五行を明示するパーツが見つかるはずです。

例えば、金水が悪神になり、木火が用神喜神になる人の場合、いくら「画数が良い」からと言って、清水洋子とか金井鉄次郎なんていう名前が良いわけがありません。

有名人・著名人の名前の画数を調べてみると、画数それ自体の吉凶が良からずと判断せざるを得ないにも関わらず、大成功を収めている方は大勢いらっしゃいます。
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↑の名前だと、画数云々を言う以前の問題として「松」は甲木であり「井」は癸水なのです。もし甲癸が用神であれば、画数云々を抜きにして大変よい苗字だと判断すべきです。

というわけで、画数(の固定した吉凶)ばかりに拘る日本式の姓名判断の多くは、通変星の固定した吉凶)ばかりに拘る「ニセ四柱推命」と同根であり、開運法としては全く信頼できないと思っています。

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by astro_suimei | 2018-03-28 07:55 | 著名人の命式研究 | Comments(0)