カテゴリ:恋愛結婚運( 3 )

恋する四柱推命 ~ 男性の恋愛・結婚

男性の恋愛・結婚(女性関係)について、どのような類型化ができるのでしょうか?

女性にとって男性(夫)の星は「官星」でしたが、男性にとっての女性(妻)の星は「財星」です。

よって、命式や大運における「財星」の働きに注目していけば、その男性の女性関係は明らかになります。

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命式内に「財星」が存在している男性は、本人の意志(結婚願望の有無)に関わらず、もともと女性縁がある人です。

問題は、その「財星の力量」と「日干強弱」との関係によって、財星が良い作用となるのか、むしろ悪神となるのかという点です。

また「身旺」の男性の恋愛結婚運を見る場合、財星だけに注目するのではなく「食傷の有無」にも注意しなくてはなりません。

「食傷」は「財星」を生じる星であり、女性に対する優しさや配慮の星でもあり、日干と財星の関係性をスムーズに保つ仲介役をするからです。

財星が良い作用となる場合(身中~身旺)で、力量を伴った財星があり、食傷を伴っているならば、その男性はおおむね「良妻との恋愛結婚運」に恵まれている人と考えてよいでしょう。

一方で、命式に1つも財星(や食傷)が存在しておらず大運を見ても財星が巡って来ない男性は、生涯を通して女性との縁に乏しい傾向があり、場合によっては結婚に至らず独身で生きていく場合も多いのです。

女命の場合には、以前の記事で「官殺大過型」「食傷大過型」「比劫・印星大過型」などで恋愛結婚運を分類しましたが、男命の場合にはどのような類型化が可能なのでしょうか。

身旺、身弱、大過する星との関係から、考えられる大雑把な分類をしてみましょう。


(1)自己中心的で「DVストーカー傾向」をもつ粗暴な男

身旺で、比劫や印星だけが大過して、財星・食傷が皆無であるか、あっても弱い「陰干の財星」しかないようなケースです。さらに日干が陽で、陰干の財星と干合しているような命式であれば典型的です。

夏月生まれ火旺土旺「水星が枯渇」するような命式であれば、色っぽい女性(=水)を潜在的に求める本能が強く働き、もともと色欲・性欲が強く、女性を追いかけて止むことが無い(女性が常にいないと収まらない)タイプとなります。

一般的には「比劫争財型」と呼ばれるタイプで、自我が強く、何事も自己中心的に考え、自分の利益を得るためには他人(弱者)を踏みつけて利用することを厭わない粗暴な人間性になりやすい命式類型です。
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このような男性は、色欲が強く女性を求めるも、女性を自分の道具のようにしか考えず、思うように支配したいという思いが強く、家庭内暴力やストーカーなどを起しやすい「暴夫・剋夫」になります。

女性の恋愛結婚運で「官殺大過型」の女性は、もともと男性から被害を受けやすいタイプですが、特にこうした暴夫剋夫型の粗暴な男との悪縁が深くなりやすく

「女を剋して苛めることを喜びとする男」「男に振り回されて苦しむ女」が、宿命的な悪縁で引き合ってお互いに苦しめ合うような宿業を展開しやすいのです。



(2)「女たらし」が生涯止むことがない男

「身弱」で命式内に「財星」が大過する「財星大過型」は、常に周りに女性の影がチラつく女たらし型で

「他人に頼りすがろうとする甘え」が強い男性で、女性に甘えて母性本能をくすぐることを生業とする人物です。
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この手のタイプは、相手の女性と正式に結婚して、相手の女性を養い、家庭を持っていくような健全な結婚観や責任感を持っておらず

遊びの恋愛だけを求め、刹那的・短絡的な快楽・享楽だけを貪りたいだけ、結婚にともなう厄介な責任を背負うつもりは元来なく都合の良い範囲で、女性に甘えて楽をしたいだけのクズ男である場合が多い

天干に正偏が混雑して複数の財星が出ているような人は、妻以外の愛人関係が止むことが無い女たらし型になりやすく、さらに日干陽で干合などしていれば厄介な女性関係が生涯止むことはないでしょう。

このような身弱で財星大過する男性には、往々にして顔形がイケメンが多い傾向がありますが、それは先天的に「女性に頼る」ことを本能・生業として生まれてきているからなのでしょう。女性をひっかけやすい運勢を体現しているわけです。

しかし、身弱の財星大過は「悪神の財神」となりますから、およそ幸せで安定した恋愛結婚の運勢とはなりません。遊びの女性はあちこちに出てきますが、どの女性も自分を裏切って去っていくような形になりやすい。

あるいは、お金が掛かる女性、金品を貢いでいなければ繋ぎ留めておけないような曰くつきの女性、お金を持っていないことが分かると裏切って去っていくような女性、にしか縁がないといえます。

この財星大過型も、次の食傷大過型と同じく「ヒモ」になりやすい類型と言えます。



(3)「ヒモ」になりやすく勤労意欲が無いダメ男

これは「食傷大過型」の男性です。

官星(仕事・会社)を剋する「食傷」が大過することで、まっとうな勤労意欲に乏しく、子供っぽいがプライドだけは高く、反抗心強く組織で人に使われることが嫌いで、一度職場を辞めたなら再就職は難しくなり、生計能力に乏しい人物です。
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ただし、食傷は暗に財星を生じる「財星の根」であり、女性に対する配慮や優しさを本能的に身に付けており、なぜか女性受けが良く、私があなたの面倒を見てあげるというような「身旺の女性」の「ヒモ」になりやすい傾向があるようです。

身旺(印星大過など)の職業婦人(キャリアウーマン型)は、自分が思い描く理想的で尊敬できる男性からは好きになられることがなく、理想ばかり描いているといつまで経っても結婚に至りませんから、こういう頼りにはならないヒモ系男子(身弱)を自分が頑張って養っていくぐらいの覚悟がなければ、そもそも結婚に至ることが難しいのです。


(4)結婚願望が乏しい「草食系男子」

身弱で日干無根の男性は、食傷・財星・官殺のいずれが大過しているのかによってタイプは異なりますが、

身弱の極みであるがゆえに、積極性や主体性に乏しく優柔不断で、自分から何かに責任を負って、将来に向かって努力していこうといった覇気が無く、総じて「頑張ることができない人」です。
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このような男性は、自分から相手の女性にアタックしたり、誘ったりということが不得手で、典型的な草食男子です。

また、自分が相手を養って家庭に責任を持っていくといった意識が乏しく、
「俺が頑張って、お前の面倒を見ていく、お前を守っていく」とはおよそ言えないタイプであり、

逆に女性の方から「私が一緒に頑張って支えるから、全部私に任せてね」と言ってもらわなければ、なかなか結婚しようと思えない人です。

草食男子という言葉は最近になってできたワードですが、
夫=日干無根の身弱、妻=印星・比劫大過の身旺の職業婦人、という
「かかあ天下」型の夫婦は推命学的にも見て少なくはありません。



(5)マザコン傾向で自立心が乏しい「冬彦さん」

これは「印星大過型」です。
女性の印星大過は、働き者の職業婦人となりますが、男性の場合はまったく事象が異なり
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怠惰で、他人からの援助ばかりを期待して、自分だけでは何も決断できないような優柔不断になりやすく、
さらに、オタク化して引き篭もり型になりやすく、

印星=母親の甘やかし(過保護)でもあるがゆえに、マザコン傾向が強い「冬彦さん」タイプとなります。

このタイプは、命式に財星が皆無で、大運にも財星が巡ってこなければ生涯独身で生きる人も珍しくはありません。

さて、皆さんの周りにいる男性はどんなタイプに分類できるでしょうか?

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by astro_suimei | 2018-05-10 07:45 | 恋愛結婚運 | Comments(0)

恋する四柱推命 ~ 女性の恋愛運・結婚運

女性の恋愛・結婚についてどのように見るか?ですが

「官星」が女性にとって「男性」「夫」を示す星であるので、命式における官星の有無、官星の力量、大運における力量変化をまずは見ていきます。

命式内に多少なりと「官星」があれば一度は結婚する可能性が高いです。

問題は、官殺の星がその人にとって吉であるのか、凶であるのか、と言う点です。

官殺が悪神になる命式(身弱)の場合は、良くない男性縁で苦労する暗示となります。

また、結婚したものの離婚したり死別したりということを起しやすい命式があることも事実です。

その多くは、命式中の弱い「官星」が大運の変化に伴って力量を失ったり、大過した食傷によって剋されて消失することから起きる事象です。
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「官殺」がどのぐらい有力か「日干」が官殺の剋に耐えられるだけの強度があるかに応じて
「良い伴侶」とめぐり合えるかどうか、が変わってきます。 

・頼りになり尊敬できる理想的な夫
・頼りにならずポンコツすぎるダメ夫
・家庭内暴力などで妻を危険に晒しかねない剋夫

命式・大運における「官殺の力量、日干の強弱」によって様々なバリエーションがあるということです。

結婚運が比較的良いのは、日干が身中~身旺寄りであり、官星も通根して力量があるケースです。
言い換えれば、命式内にある官殺が 日干にとって良い作用をしやすいケースです。


<結婚に難がある女たち>

命式に「官星」が全く存在しない女性もいます。
このタイプの女性はもともと男性との縁が薄い傾向があります。

さらに、身旺なのか?身弱なのか?
比劫、食傷、印星のいずれが大過しているのか?によって、幾つかのタイプに分かれてきます。


(1)キャリアウーマンな女

月令を得ている「身旺」の女性で、「官星」や官星を生じる「財星」が皆無である方は、そもそも結婚が難しく、男性縁自体が薄いタイプです。

身旺ですから、自我強く、押し出し強く、積極的に前へ前へ出て行ってしまう人です。

このタイプの女性は、大人しく家庭内に収まって、主婦業を裏方でこなして、旦那を支えるようなタイプではありません

世間に出て行って動き回って活躍しないと気が済まない「職業婦人・労働婦人」の典型です。

「比劫」が大過する女性は、パートなどの肉体(単純)労働を中心とした労働婦人になりやすく

「印星」が大過する女性は、知識・技能を生かして専門職的な働き方を好むキャリア志向になります。

男性の場合は、印星が大過すると「オタク」「ひきこもり」になりやすく、怠惰で働かない廃人傾向が出てきやすいのですが、女命の印星大過はまったく男性とは現象が違っていて、働き者のキャリアウーマン型で活発です。
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女優や歌手など大物女性タレントで独身の方は、この手の命式であることが多いです。

身旺で財星・官星がゼロの女性は、適齢期に官星・財星が巡って来なければ、一生独身を通すことも多いです。

むしろ、身旺であるがゆえに、男性をもはや頼りとせず、自力で活躍するほうが性分に合っているのです。自分の方がバリバリ働けて積極的でパワフル有能なわけですから、世の男たちがつまらなく見えます。

男性に頼りたいという発想自体がなく、むしろ、男性は社会で自分と張り合うライバルでしかないのです。

この手の女性はどれだけ外見的には美人であったとしても、男性から見た際の女性的魅力が欠落しているために結婚に至ることが難しい

自我や自負心が強すぎるがゆえに、男性からすれば「面白くない女」「かわいげの無い女」に感じられて倦厭されるわけですね。

この手の女性は、理想ばかり高くなりがちですが、有能で尊敬できるような男性像をいくら追い求めたところで、そんな男性との縁はありません。

よほど妥協して、自分の実力・キャリアからすれば格下でしかない「つまらない男」「歯ごたえのない男」をヒモにして養うぐらいのつもりがなければ、そもそも男性縁自体がまとまらないのです。

また、私はこう思う、こうでなければならないという頑固な思い込みや、無理な相手への要求(自己主張)ばかりを一方的に押し付けるのではなく、

まず相手のニーズがどこにあるか?相手がどう思っているかを汲み取れるような配慮や思いやりが持てるかどうかで、良い人との縁談が纏まるかどうかが変わってきます。

ちなみに、乙・丁・辛・癸といった陰日干にとっては「官星」はもともと好ましい星ではなく「悪神」として作用しやすい星でした。

これらの人たちは「官星」が不利になるから「結婚運」「男性縁」に恵まれないのでしょうか?そうではありません。

「官殺」がもともと悪神になりやすい「陰干の命式」にとっては「印星」の有無が重要になってきます。

日干自身が通根しており身中に近く、日干を保護する「印星」が近貼していれば、多くの場合において「官殺」を恐れる必要はありません。

たとえば、日干が「丁火」の女性にとって、官星の「壬癸水」はもともと悪神になりやすい星ですが、甲木や寅卯の印星が近くにあれば、水→木→火と「殺印化生」して「日干を保護する作用」をします。

「印星」は知恵の星ですから、女性は賢くなければ、男性をうまく操ってコントロールすることができない、ということですね。賢い女性は、賢く立ち回り、男を賢くあしらって、わが身を守るわけです。

しかし、「印星が多すぎる女性」もまた困りものです。

「印星」があまりに多すぎて「官星」の力を吸収して無きものにしてしまうような命式構造をしている女性は「男を食い物にすることを生き甲斐とする女」に変貌します。

ワイドショーで「結婚する夫に保険金を掛けて次々と殺害していく妻の事件」がたまに流れますが、夫(男)を亡き者にしてわが身を肥やすようなとんでもない女もいる、ということです。

命式に1つしかない無根の弱い官星の周りに、多すぎる印星が大過して、官星を潰して日干を肥えさせるような構造になっているものがそうです。これはあくまで特殊なケースです。


(2)家庭破壊して自滅に走る女

これは「食傷」が大過するタイプです。

「食傷」は夫の星「官殺」を剋する作用を持っているために、夫を攻撃して、家庭を破壊してしまう衝動を持っている女性です。

「食傷」が多い女性は、衝動的な言動が多く、好き嫌いわがまま(こだわり)が非常に強く、男を振り回すタイプで、そもそもが穏やかで安定した家庭生活には元来向かない性質です。

世間一般で誰もが「良い旦那さん」と認めるような「良い夫」「家庭思いの優しい夫」では全く気に入らず、とにかく変わった人、結婚生活に不向きな(生計能力や責任感が無い)ロクでもない男ばかりを選び取って失敗するのです。
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しかも、はじめは一風変わったおかしな男性を、自分から気に入ったと言い(=とち狂った嗜好を発揮して)結婚してみるのですが、

結婚すれば今度は「すぐに相手が気に入らなくなり」、家庭を破壊するスイッチが入って家庭崩壊させる方向に進んでいったり、旦那以外の夫との不倫に走ったりするのです。

総じて「食傷大過」している女性は、結婚相手の夫を「大切にして仕える」という思考回路が欠落しています。夫を大切に思えず、夫を毛嫌いして剋させるのが「大過した食傷」の作用です。

もし運良く夫としても好ましい男性で、とても仲の良い夫婦となることがあっても、食傷は官星を潰す星ですから、急に死別したり離別したり、という事態を起しやすい傾向があります。

このタイプには様々なバリエーションがあり、身旺の場合、身弱の場合、地支にのみ食傷が大過している場合などの多様な類型があります。


(3)「剋夫」に虐げられる型=DV依存な女

日干身弱にも関わらず「官殺」が大過する女性です。

「官殺」=男性の星が多いために、何もしなくても男が寄ってきやすく男縁が耐えない、言ってみれば「モテ女」なのですが、

「ロクでもない男」ばかりと縁があり、暴力、借金、堕胎など一方的に被害を受けるばかりの不幸な恋愛を繰り返す癖を発揮します。

身弱の極みであるがゆえに、孤独で寂しさを抱えていて、強い男性に頼りたい、誰でもいいから依存したい、という心理的傾向を持っています。

強くてグイグイとリードしてくれそうな男ばかりに惹かれるのですが、

言い換えれば、自分勝手で相手のことなど全く配慮しない自己中心的オラオラ系、女性に対する気遣いができない粗暴な男ばかりを捕まえることになります。

身弱の官殺大過型の女性は、自分に自信がなく、セルフイメージ(自己肯定感)が低い傾向があり、彼が私のことを殴ったり傷つけたりするのは、私がダメ女だからだ、彼なりの愛情なのだ、と思い込んでDV夫に依存して離れがたいケースが多々あります。
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  (↑ユースケ・サンタマリアに 大阪のお好み焼き状態にされる 木村多江さん)

これも日干身弱の程度によってバリエーションがあり、

日干無根で身弱の極みであれば、そもそも男性恐怖症(極端な男嫌い)や潔癖症となり、怖くて男にまったく近づけなくなります。こういうケースは未婚独身の場合も多く、日干が旺運に回らなければ男性に近づくことがありません。


<女性らしいかどうかは「水」が決める>

女らしさ、女っぽさ、情愛の深さ、といった「オンナ度」は
命式にどれぐらい「水」があるか、で変わってきます。

命式に「水」が多い女性は、女性的で受身な性格になりやすく、男性から見て色っぽく、頼りになる男性(夫)を常に求めている人です。

「水」は情愛や優しさ(柔軟性)であり、女性ホルモンを管轄しています。
「火」は陽の気で積極性であり、男性ホルモンを管轄しています。

ゆえに、命式内に「水」が皆無で、火や土の星ばかりが多い女性
女らしさやしおらしさが根本的に欠けていて情味がないのです。
どれだけ外見的に美人でも、男性からするとサバサバ男勝りで魅力に欠けるわけです。
火土ばかり多く、水が皆無の女性は、男性を必要としない人です。

反対に、男性で「水」が氾濫しすぎて「火」が皆無であれば
その男性はナヨナヨ系で、積極性や覇気に乏しかったり
優しすぎて神経が細やかすぎる中性的タイプになりやすいのです。
オネエ系の方は「水星大過」する人も少なくありません。

「水」が女性ホルモンを司る星であるので、その女性の命式における水の大過・不足を見ていくことで出産の可否/適期なども予測することができます。

夏生まれで火土が多く「水星」に乏しい女命ならば、もともと妊娠しにくい不妊体質であり、水星が巡って旺じる後天運になれば妊娠出産のチャンスがやってきます。

逆に、秋冬生まれで水星が大過し、洪水のように氾濫している女命は、ホルモンバランスが非常に不安定で流産しやすく、水星を抑制する甲木や丙火が旺じる後天運になれば安定してきます。


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by astro_suimei | 2018-01-10 21:30 | 恋愛結婚運 | Comments(0)

あなたを開運に導く相手は?-相性論-

開運の王道は、自分自身の運命の癖(傾向性)をよく熟知した上で、悪神の性質を矯正して、用神の方向性に自己改善の努力を行うことです。

それを助ける方法論の1つとして

自分に欠けている用神の性質をたくさん持っているパートナーを身近に置いて、その人から学ぶ=良い影響を受ける方法があります。

いわゆる「推命学的に相性のいい人」をパートナーに選ぶということなのですが、これは世間的な「ウマが合う」「フィーリングが合う」といった恋愛の基準とは全く視点が違います。

というのも、本人が「気が合う基準」で恋人作りをしていくと、悪神の作用を拡大する相乗効果を持つような人ばかりを無意識に集めがちです。まさに運命の落とし穴に巧みに導く忌神悪神の為せる技です。

人は無意識に自分の命式を偏らせている悪神の方に傾きがちなのです。

というわけで、推命学における相性判断は「用神互換性」を持って判断します。

甲木を用神としている人には、春月(寅卯)生まれで、できれば、甲木が天干にある人(あるいは日干が甲)を

丙丁火を用神としている人には、夏月(巳午未)生まれで、丙火が天干にある人(あるいは日干が丙丁)を

庚金を用神としている人には、秋月(申酉)生まれで、庚金が天干にある人(あるいは日干が庚)を

壬癸水を用神としている人には、冬月(亥子丑)生まれで、壬癸水が天干にある人(あるいは日干が壬癸)を

それぞれ開運に貢献してくれるパートナーとしてお奨めします。

第1条件は「月支」です。自分に取っての用神の星が、相手の月支に取れることが重要です。

甲木を用神としている人は、たいていが秋冬生まれで、金水が悪神になっている人ですが、

その一方で、庚金や壬癸水を用神としている人は、たいてい春夏生まれで、火木が悪神になっている人です。

つまり、この2人は用神に当たる五行が相手の命式に多くあるという「用神互換性」を持っている関係になります。

要するに、自分に足りない改善要素(考え方や行動の仕方)をお互いが持っている関係であり、お互いに足りないところを補い合ってバランスを取り合うことができるWIN-WINの相互関係を築くことができるのです。

普通はこういった相手は、自分とは感覚や思考回路が違う人種なので、各人のフィーリングだけに任せていると自然発生的にウマが合って仲良くなることはあまり無い人です。

なので、自分がフィーリングで相手を気に入って好きになる恋愛とは全く違って、通常はウマが合わない、思考回路が合いにくい者同士を「お見合い」のように結び付ける感じに近くなります。

「恋愛結婚」で自然発生的に縁が生じる場合には、2人ともが「同一用神」を求めるタイプの命式であることが大半です。

2人とも夏月生まれで、2人ともが同じ庚金や壬水を求める命式であったりする者同士が、自然とウマが合って惹き合いやすいのです。似た者同士だから思考回路や価値観や行動パターンが似ているからです。

恋愛結婚型(=同一用神追求)のカップルはたしかに意気投合して仲が良く、共通の目的や理想を共有し合う同志のような関係になりますが、

反面では、お互いの運勢が降下した際に、補い合ったり助け合うことが難しく、そうした時期に入ると途端に関係が破綻することも多いのです。

推命学的には、自分が気に入ってウマが合って肉体的相性が良い恋人(恋愛結婚)は、悪神の導いてきた相手である可能性の方が高く、本当に自分にとって良い影響を及ぼしてくれる相手とは限らないですよ、ということが言えるのです。

推命学では、あえて「用神互換性」を持つ人を意識してパートナー選びをすることを薦めています。

五行の偏りが全く違う者同士ですから、お互いの思考回路や行動パターンは違いの方が大きく、お互いに相手のことを尊重して理解することを学ばされる関係となります。

関係を維持していくには、単純な恋愛結婚とは違ってお互いの歩み寄り努力が必要となります。

しかし、そういう用神互換性を持つ相手が身近にいて、同居して人生を共に歩んでいれば運命共同体というわけで「欠けを補う作用」が大きく働きます。

日本ではかつては恋愛結婚よりも第3者に仲介された「お見合い」が主流でした。

推命学的に見れば、(長い視点から見れば)本当に幸せな結婚生活は、本人が自分の好き嫌いで選択した相手よりも、第3者が欠けを補い合えるように考えて「お見合い」させた結婚の方なのかな、という気もします。

というわけで、推命学的な「良い相手の選び方」は

(1)相手の月支が「自分の用神」であること

(2)相手の今後の大運が「良い運」へと向っていること

(3)自分が「身旺」ならば「身弱」の相手、自分が「身弱」ならば「身旺」の相手

といった順番で条件を考えていけばよいでしょう。

なかなか、この通りにはならないものですが、最悪、相手の月支が「自分の忌神悪神」ではなく今後の大運が災難運へと向っている人でなければ、可も無く不可も無くといったところでしょうか。

人によってはそもそも縁自体が薄く、結婚にいたること自体が奇跡とも思えるような運勢の方もいるわけで、あまり高望みばかりはしていられない現実をも合わせて、ほどよく妥協する必要もあるでしょう。

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by astro_suimei | 2017-11-03 00:03 | 恋愛結婚運 | Comments(0)


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