習近平の命式

ロシアに続いて、アジア全域に覇権を広げようとしている中国はどうでしょうか。
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任期制を撤廃して事実上の独裁体制に入った習近平ですが
午月生まれ身旺の丁火です。

月干と年干がもともと戊癸の干合して「化火」しやすい構造であり、干合が化すれば丁丙丁の天干に化けます。

いちおう日支(夫妻宮)に用神の酉金がありますが
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丁日の時刻表では、正午前後に、乙巳/丙午/丁未といった火の専旺干支が多く
もし時柱に午巳未が入っていれば、両脇からの火剋を受けて酉金は著しく弱くなります。

時柱が、庚子/庚戌であれば比較的バランス型になりますが、性格からしてこの方は朝~昼生まれではないか、という印象を受けますね。

大運の流れを見ると、若い頃は鳴かず飛ばずだったが、40~50代にかけてバチバチの生死を賭けた権力闘争(官殺との水火劇沖)を繰り広げてきたことが分かります。

この人は、夏月猛火の炎上する焚き火のような性格で、自らの勢いを頼んで自我を貫こうとするワンマン型で、自分の羽振りがよい姿を世に見せつけたいという「顕示欲や虚栄心」がとても強く、覇権(帝国)主義や札束外交といった強気の姿勢はそこから由来するのでしょう。

しかし、問題は命式においても、大運においても、さほど用神の力が強くなく、

むしろ63才からの辛運は、火に脆い宝石を潰してしまう「丁-辛の熔金」の配合となり、財星の辛金を自分(旺火)で潰してしまいかねない巡りとなります。

つまり、中国のバブル経済が破綻したり、ブレーキが掛かるような事態をみずから招きやすい、ということではないでしょうか。

考えられるのは、経済政策(特に金融政策/為替操作)を誤ったり、元ドル関係が固定相場制から変動相場制にアメリカの圧力によって移行させられ、かつての日本がプラザ合意後にバブル崩壊に向かったのとよく似た現象が起きるのではないかと思います。

習金平の特徴は、午巳に通根した身旺の極みであるが、用となるべき金(庚の鉄の星)が非常に弱く、わが身の思い(顕示欲)だけは深くとも、財星の力量が弱すぎるがゆえに「比劫争財」を招きやすく、自分で財を潰すか、身内で財の奪い合いを起すかをしやすいパターンです。

国家として見た場合、覇権主義・帝国主義を掲げて「一帯一路」などと言って壮大な見栄を繰り広げ、札束外交で羽振りの良い姿を誇示しますが、実態経済の足下は非常に不安定でおぼつかない、というのが実態なのではないでしょうか。

習近平の今後の大運である、辛亥、庚戌を見ると、
63才からの10年間は丁辛の熔金となり、73才から5年間は用神の庚金が巡るが、

大運支は「燥土の戌」であり、午戌で火局半会して、酉戌の西方合の作用を相殺するため、この庚金は用神としてさほど強い力量がある財星とはいえず、絵に描いたモチになりやすい規模が小さい弱い財星に留まる、という気がします。

というわけで、意外と中国の帝国主義や国力の実態は「壮大な自己顕示」を繰り広げるイリュージョン(影絵/投影)のようなものに終わりそうな感じがします。

このように、各国のトップ、あるいは企業トップの命式・大運を見れば、その国家や企業の今後の行く末をある程度は予測できるのではないか、と思う次第です。

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by astro_suimei | 2018-05-23 23:40 | 著名人の命式研究 | Comments(0)