極めれば水・火

四柱推命は「極めれば水火」だと書いてた本があったような記憶がありますが

「火」と「水」は、命式のバランスを考える上で鍵となる五行です。

夏(巳午未)月に生まれて旺火の勢いが止まらない炎上型の命式
冬(亥子丑)月に生まれて旺水の勢いが止まらない氷結型の命式

あまりにも「火」が強すぎる、「水」が強すぎるは
命式を大きく傾ける原因になり、是正するのは難しいことも。
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陰陽五行説によると、
「太極」から「陰陽」が分かれ「四象」が生じるのですが
それが「木・火・金・水」の4つです。

陽の陽(太陽=陽の極み)にあたるのが「火」であり
明るく輝いて光と熱を発して上昇する性質

陰の陰(太陰=陰の極み)にあたるのが「水」であり
冷たく沈んで下へ下へと流れ落ちる性質
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よって、男は陽、女は陰であるから
「火」が能動で男性的、「水」が受身で女性的となるわけです。

火多い命式は、活動的・積極的・能動的になり
燃える火のようなエネルギッシュさを持ちます。
激しく燃え上がる火のように、感情的に激昂しやすく
「怒り」「焦り」の制御が難しい性格になります。

水多い命式は、受動的・消極的・内向的になり
悲観的になったり鬱々と萎縮した性格になりやすく
考え深くはなりますが積極性や覇気はありません。
ネクラで非建設的な思考ばかりを堂々巡りして鬱になるのです。

水が多い女性は、女性的で受身であり
頼りになる男性(火)を求める人であり
身旺であっても1人で自立して生きていく人ではありません。

最近、松居一代やトランプ大統領など
「怒り」を自制できず爆発させる人が世間を騒がせていますが
たいてい「旺火炎上型」の命式ですね。

木と火が多い命式は、木火炎上型
一瞬でパッと燃え上がってしまう「瞬間湯沸かし器」型
ちょっとしたことで「すぐに切れる」気分屋がこのタイプ

火と土が多い命式は、火山噴火型
土にフタをされて怒りのマグマが内に溜まって
ある時に大爆発してしばらくは噴火し続けるタイプ

木火型は「単発瞬間タイプ」で気分が変わりやすいが
火土型は「怒気持続タイプ」で熱が篭って冷めにくい。
トランプの命式は両方の要素を併せ持っています。

このような「火が多すぎる人」「水が多すぎる人」は
いきなり正反対の「火や水」を急に持ってこれません。

大運で「壬子/癸亥」「丙午/丁巳」の水火の専旺干支が来ると
「水火の劇沖」「水火の沖動」を起します。

高温の天ぷら油に急に「水」を入れたら「爆発」します。
まず冷まして温度を下げる冷却剤(緩衝役)が必要です。
それが「庚金」の役割です。

逆に、低温すぎて凍結しているところに旺火は使えません。
ドライアイスや液体窒素を「火」であぶったら爆発します。
これも少しずつ暖めて温度を上げる緩衝役が必要です。
それが「甲木」の役割です。

つまり、温度を下げる庚金、温度を上げる甲木が
ゆるやかに温度を調節する働きを持っていて

旺火・旺水になっている命式において
「水火の劇沖」が発生することを未然に防ぐわけです。

原命式で、甲(寅卯)庚(申酉)が天地に通根していれば
たとえ大運で「壬子・癸亥」「丙午・丁巳」が来ても
「水火の劇沖」は起こりにくいということです。

夏の旺火には「庚金」、冬の旺水には「甲木」は
緩衝役となって水火劇沖を防ぐ作用もあるのです。

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by astro_suimei | 2018-03-23 22:33 | 四柱推命の基本理論 | Comments(0)