通変による事象推察法 - 官星(官殺)

<官星>

日干を剋す五行が官星です。自分を抑制してブレーキをかけて厳しく躾ける存在です。

身旺の命式にとっては、日干を抑制する官星が良い作用となりやすく、真面目で規律心があり、上司から誠実だと評価されやすく、組織の中で昇進評価されやすい現象をもたらします。

身弱の命式にとっては、最も恐るべき悪神となって、日干を剋害し、虐めや圧迫、仕事上の重圧やストレスとなります。

基本的に、丙、戊、庚、壬といった陽干は「官星」によって剋されて発展しますが、

乙、丁、辛、癸の陰干は、性質が繊細で潰されやすいので「官星」に剋されることを嫌います

また、甲木は陽干ですが庚金の官殺を嫌い、己土は陰干ですが通根していれば甲乙木の官殺を恐れません。
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また、官星は男性にとって所属する「会社」「組織」「職場」「上司」を意味しています。

なので、命式内にある「官星の力量と作用」を見れば、職業運、勤め人・雇われ人(サラリーマン)としての適性や出世の程度が予測できるのです。

この官星による剋を「官殺」と別名で言います。

日干無根で極弱にも関わらず、官殺が重々して日干を著しく圧迫して助けるものが何もない状態になると、

場合によってはノイローゼになったり、自分なんか存在する意味がないという自己否定感が過剰になって自殺する危険性さえ出てきます。

そうした場合は、身内・友人(=比劫)が介入して助けてあげることが急を要することもあります。

ちまたの「通変星占い」では「正官」は出世に導く大吉星、「偏官」はアウトロー要素が強い仕事星と分けていますが、この区別は実際には当たりもしないければ役にも立ちません。


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by astro_suimei | 2017-10-27 01:06 | 通変論 | Comments(0)