松居一代さんの命式

トランプとよく似た命式がありました。

船越さんと泥沼(骨肉)の愛憎劇を繰り広げた松井一代さんです。

これも典型的な「火炎土燥」であり、トランプ同様に「自分の考えが絶対正しい」という偏固な妄想によって暴走しやすい命式です。
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戊日で午月に生まれ「月令」を得ており、午以外に辰もこの命式では日干に味方して根となりえます。

この命式の特徴は、天干に「丙・丁」の火の印星が混雑して出ている点です。

印星の悪作用は、トランプのところで書いたように、偏った考えや信念に凝り固まって、自分に都合のよい妄想を繰り広げ、他人の意見や常識には一切耳を貸さない、といったことで、それが如実に顕われた事件だったと言えるでしょう。

この人は、自分の妄想があれこれと燃え上がって、その炎上した火の勢いのまま暴走しているのでしょう。

20才ごろから49才までは、用神の庚金がいちおう続いてはいたので事象や環境運は良くて、問題は露見しませんでしたが、

50才になり、用神の金が去ってしまい、54才からは水の専旺干支(壬子)が巡ってきたことで「水火の動揺・激突」を起したのでしょう。

お鍋の天ぷら火災のように、旺火になっているところに急激に大量の水が注がれると、かえって激沖する現象を起こします。精神的にも不安定となり、みずから動いて騒ぎを起したのだと思われます。

恋愛結婚論の視点でこの命式を見たらどうでしょうか?

女性らしさの水星は皆無であり、女らしい情感やしおらしさが欠落しており、極度の男勝り、かつ身旺ゆえに家庭内に大人しく収まれるようなタイプではありません。

夫を示す官殺の星も無く、この命式は(官星をサポートする財星の)水が枯れている命式ですから、たとえ時柱に木の官星があったとしても枯死してしまって機能しません。

ゆえに、女命として見れば、これは典型的な職業婦人型の命式であり、結婚して夫を頼る=夫を立ててサポートして支えるといった発想がまずもって欠落している人です。

庚金の用神(食傷)の方向性で、本人が自分の考え方や行動原理を改めて修正する努力をしてきたかどうかが問われる命式だといえます。

このように、身旺の命式は身弱とは違った運命の落とし穴に陥るわけです。

気力や行動力や自信だけは十分すぎるほどあり余っているため、臆することなく積極的に出て行って行動します。

この命式のように、用神が後天運でうまく巡っていれば、持ち前のガッツや行動力が良い結果につながって成功を収めやすく、一代で身を起した起業家(社長)やタレントによく見られるパターンです。

しかし用神が一度去ってしまえば、単なる自我強く自己主張の激しい困った人でしかなくなり、結果として自己破壊的な暴走をして空回り繰り返すのが身旺の特徴です。

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by astro_suimei | 2018-02-26 18:17 | 著名人の命式研究 | Comments(0)