2018年はどんな年になりそう?

2018年(戊戌:つちのえいぬ)はどんな年でしょうか?

干支が切り替わるタイミングは「立春」(2/4)なので、1月(丑月)の間はまだ占星学上は丁酉年のままです。2/4で「寅月」に変わった時点で、完全に戊戌年に変わります。
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とは言え、次の年に切り替わりつつある期間のため、前倒しで次年度の「予兆」はあれこれと出始める頃です。すでに何らかの変化が出始めている人もいるのでは?

過去2年は、丙申/丁酉という「火+金」の組合せによる干支でしたが、2018年はガラっと運気が変わり「土+土」の組合せとなります。

しかも、十干の戊(つちのえ)、十二支の戌(いぬ)どちらもが「大きな岩山」を示していて、2つの巨大な岩塊や山岳が覆いかぶさってくるような重重した年周りです。

基本的にこれら「土の星」である「戊や己」が天干に巡ってくることを嫌います。

というのも、土の星は他の十干にとっての「用神」になることは稀であり、ほとんどの十干にとっては悪神・忌神として作用するケースの方が圧倒的に多いためです。

土の星は嫌われ者なのです、、なので、土の星はそっと地支(辰や丑として)に隠れてある方が好まれます。

戊や戌といった重量級の土の作用として、第一に「水の星を潰してしまう作用」があります、

もともと「土剋水」の関係ですが、湿土の己や辰・丑と違って、硬い燥土である戊や戌は、水を塞いで潰してしまう作用が大きいのです。

ですから、水の星(壬・癸)が「用神」となっている命式にとっては特に、戊戌は最悪の年回りとなります。枯れやすい「水」の気を補うことが対処法となります。

さらに、他の十干にとっても、戊土はあまり良い作用にはなりません。

丙丁火にとって、戊己土が来れば「覆い被さって光を失わせる作用」(晦火)を起すため最悪の星となります。コミュニケーションの不具合から誤解を受けたり、言動が裏目に出たりという失敗を起す危険性が高い年です。

庚辛金にとって、戊己土がくれば「覆い被さって埋もれさせる作用」(埋金)を起すため、これまた最悪の組合せです。

庚金は、丁火で鍛えられなければ使いモノにならない頑金になりやすい干ですが、戊己土があれば、官殺の火を吸収して鍛錬を無効にしてしまう働きをするために、印星の悪影響(ズボラ、怠惰、依存心ばかり強い)が出て人物的劣化が生じます。

辛金は、壬水で洗い出されて世に出て光輝くことを喜びとする干ですが、戊己の土が来れば、その水が塞がれたり汚されたりするために活動性を大きく阻害されます。

壬癸水にとっても、基本的に戊己土は良い作用とはなりません。

大河の壬水の場合は、身旺で命式内に金の星が少なければ、戊土に限って言えば「堤防」となって、河川の氾濫を抑える「官殺の良い作用」をする可能性はあります。

しかし、枯れやすい癸水にとっては、戊己土は天敵の星であり、水を塞いで潰したり、水を汚染したりする作用が大きく、戊己が巡ってくることを極端に嫌います。予想しないようなアクシデントや組織における重圧に遭遇しやすい年回りです。その場合、命式に「甲木」(身旺の場合)があるか、「庚金」(身弱の場合)があれば、土の汚れを濾過したり、土の力を抑える作用となって守られます。

甲乙木にとってはどうでしょうか?
基本的に木星も戊己土が巡ることを喜びません。

岩山である戊土は固い地盤であり、命式内に大量の水が無ければ、身旺の甲木であっても、戊土を剋して木の根を張ることができません。つる草の乙木はそもそも戊土を制することはできません。

甲乙木にとって「岩山の戊土」は達成しがたいノルマ・課題、超えがたい試練の壁となって立ちはだかる場合が多く、身旺で水量がある甲木の命式しか、その壁を乗り越えることはできません。

水が乏しく枯れやすい甲の命式にとっては、戊土は水を枯らす働きをするため凶となります。「折木」といい思い通りにいかない環境に陥りノイローゼになりやすいとされます。

以上のように、甲乙丙丁庚辛壬癸とほとんどの十干にとって戊土は厄介な星であり、しかも今年は戊戌と重々とダブルで来るわけですから要注意の年といえます。

土の持つ停滞感・閉塞感が出やすい年であり、政治・経済的にも行き詰まりが生じやすい年ではないかと予想します。米朝戦争などを引き金としてリーマンショックのような金融不安が起こる可能性もあるし、土の象意として大地震(東南海地震など)の可能性もあります。

例外的に、今年が開運期になる希少なパターンは、身弱の戊己土の人です。

命式に金水の星が多く崩れやすい弱い土にとっては、水勢を弱めて土を補強する用神の比劫がやって来るために、2018年は開運期となるでしょう。↓の命式がその典型です。状況を打開していくために必要な、積極性、気力(覇気)、行動力を発揮しやすい年となります。
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ちなみに、今後の歳運を見ていくと、戊戌、己亥、庚子、辛丑、壬寅、癸卯と続いていきます。

2020~2021年の庚子/辛丑は、忌神の金水が極まる年となり、2022~2024年には「甲木(寅卯)の官殺」がやって来て身弱の日干を攻めて剋してきます。

大運「壬申」で、年運にも「壬・庚・甲」の水木金の悪神が重なるのですから、台風や大潮に見舞われて田畑の土が身ぐるみさらわれるような現象を起こしやすいと見ます。

2020年オリンピックの年から人生最大の試練となるであろう5年間を迎えることになるわけで、この期間を無事に耐えていけるように、2018年戊戌の開運期をうまく使って十分な備えをしておくべきです。
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この一方で、上のような命式内に火土が多い火炎燥土の身旺の命式にとって、今年の戊戌は自重すべき年であり、身旺の悪癖が出やすく孤立や空回りを起しやすい要注意の年となります。

我意が強くなり、過ぎた自己主張をして争いを起しやすくなる年ですから、自制して裏方・脇役に徹するようにしたほうがよいでしょう。

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by astro_suimei | 2018-01-12 10:59 | 雑記 | Comments(0)