辛金の性質

陰の金で宝石や貴金属の星です。剛鉄の庚とはまったく性質が異なります。
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洗練されて美しく輝くことを喜びとする星ですから、美しい幻想やロマンティックな綺麗ごとの世界で生きて行きたいと夢みがちな人です。

世俗のドロドロした汚い世界に染まりたくない、どこか浮世離れした感覚を持っている人かもしれません。

辛金の理想的な命式は、申酉に通根して身中以上で、壬水(食傷)によって洗われて洗練されて光を放ち、水が旺じすぎず、埋金の土を防ぐために甲木(財星)を備えている命式です。

このような配合の命式は、才能を発揮して世間に認められ活躍する「才能発揮型」「商売人型」としてフリーランスな活動が向いています。
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弱い陰干(貴金属や宝石)ですから「火の官殺」による剋を嫌います。火で炙られるとすぐ熔けてしまいます(熔金)

ゆえに、冬月の寒冷が極まるような状況でしか火を必要としません。

また、庚金と同じく土の印星をも嫌います
土が付くと汚れてしまい宝石の価値が下がり、世間に出られなくなる埋金を起こします。

(ごく稀に「熔金」を起している身弱の命式では、己土が鋳型となって突然死などから命を守る代理的用神となることがありますが、そもそも土の印星自体は良い作用はしません)

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by astro_suimei | 2017-11-07 10:54 | 十干論 | Comments(2)
Commented by たぬきのぽんぽこりん at 2018-09-23 18:00 x
はじめまして
たぬきのぽんぽこりんです。
質問したいのですが、よいでしょうか??
鑑定のお願いではありません。

アプレイウス=ルキウスさんのプロフィール拝見いたしました。四柱推命が誤った解釈で、広まっているなと思います。
誰に鑑定してもらえばいいのやら...といった状態です(笑
なので、ネットで、すこーし独学で勉強しているのです。
アプレイウス=ルキウスさんの記事で気になることがございました。


辛金の性質の記事です。
なぜ、会社員ではなく、
才能開花型、フリーランス型なのでしょう?
教えて頂けませんか?

ちなみに私の命式は、
時日月年
甲辛戊壬
丁未申申
身強なのですが、5歳の頃に貧乏だよと母に聞かされた私は「1番お金かからないのは、鉛筆と紙で出来る絵かもしれん...」と考えまして、絵描き(フリーランス)になると決めておりました。
Commented by astro_suimei at 2018-10-16 00:34
> たぬきのぽんぽこりんさん
書かれている時柱が間違っているので判断に入れませんが

辛戊壬
未申申  月令を得た身旺の命式です。
用神は甲木(財星)、喜神が壬水(食傷)です。

身旺で財星を用神とするということはどのように改善を考えてゆくべきなのか?サイトをよく読んで考えてみてください。

辛金の記事ですが、会社勤めよりも自営等が向くと書いてあるのは、辛金が性質上、火の官殺(組織会社の星)を嫌うからです。

壬甲の食傷財星を好むということは、自分の才能や技術を発揮して、世間のニーズに応えるビジネスに向いている傾向が一般的にある、というだけのことです。

辛金の方が会社員にまったく向かないという意味ではありません。ただし、一般的に身旺すぎる方は、自我が強すぎるあまりに、会社や組織や集団から嫌悪されてドロップアウトしがちですね。

自分のことばかりを考えて自我中心で生きるのか、人様のニーズに応えて、他人に役に立つことを第一に考えて生きるのか、が身旺の人間にとっては最大の課題です。


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