四柱推命とは

そもそも四柱推命って何なの?ってとこから書いておきませう。

占いにもいろいろ種類があって、生年月日(暦)をもとに占うものとして、

東洋占では「四柱推命」(台湾・香港名:子平・先天八字)や「紫微斗数」(しびとすう)が代表で、西洋では「西洋占星術」(ホロスコープ)が有名です。

私は3つとも使用してますが、紫微斗数と西洋占星術の場合、出生時刻(&出生地)まで正確に分かっていなければ「作盤」ができなかったり、ハウス分割が分からないので鑑定精度が格段に落ちてしまうという難点があります。

一方で、四柱推命の場合は、日干 対 月支 の関係が決定的に重要である、10年ごとの後天運(大運)は月柱から導き出すことができる、といった特性からたとえ時柱が不明であったとしてもかなりの情報を得ることができます。

実際には、自分の出生時刻を知らない人のほうが圧倒的に多いので、使い勝手としては四柱推命に軍配が上がりがち。

とは言え、出生時刻が正確に分かる場合は「西洋占星術」の方が細かな情報(職業適性、金運、恋愛運など)やパーソナリティ(人物像)についてはよく分かります。

西洋占星術は、太陽、月、水星、金星、火星、木星、土星、海王星、冥王星といった天体の実際の天球上の配置図(ホロスコープ)を分析するのに対して、

四柱推命では十干/十二支という記号を用いるのでやや抽象性が高い占いと言えます。

おおまかに言って、四柱推命は情報量が少ないため、全体を大まかに把握して吉凶善悪をハッキリと判定する感じなのに対して、西洋占星術は「細かい象意」の読み取りが得意で、情報量が多すぎて情報の取捨選択と優先付けに工夫が必要です。
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干支の由来は、古代中国の陰陽五行説という自然哲学で、私たちがよく知っている十二支(子丑寅卯辰・・)さえも実はこの陰陽五行論を受け継いだ概念です。
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「十干」(じっかん)は、天から降り注ぐ陰陽五行の気を分類したもので、木、火、土、金、水の五行がさらに陰陽に分かれて10種類となります。

「十二支」(じゅうにし)は、天から降り注いだ気を、季節ごとの大地がどのように受容するのか=大地の気の様子を示した記号で、春夏秋冬それぞれの様子を描いているものです。

古代中国の暦は、干支暦といって、甲辰、壬申、丙午というように、十干と十二支の組合せ(=六十干支※)で表現されています。

※ 陽干は陽支(子寅辰午申戌)と、陰干は陰支(丑卯巳未酉亥)としかセットにならないので、12×10÷2=60干支になります。

日本史の授業で、壬申(じんしん)の乱、戊辰(ぼしん)戦争、を習った記憶がある人もいるでしょう。これは古代日本において干支暦が用いられていたことを示しています。
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四柱推命は、出生年、出生月、出生日、出生時の「4つの干支」を並べて、日柱天干(日干/にっかん)を中心として「五行の力量や働き」を分析する占いです。
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日干(自分)を生じる星(印星)、強める星(比劫)、漏らす星(食傷)、剋される星(財星)、剋す星(官星)がどのような配合と相互作用を及ぼしているかによって、

日干が強いのか弱いのか、何が全体のバランスを傾ける原因(忌神)になっているのか、何がバランスを元に戻す鍵(用神)となるのか?といったことを推理していきます。

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by astro_suimei | 2017-10-19 22:28 | 四柱推命の基本 | Comments(0)


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